情報処理技術者試験 令和02年 ネットワークスペシャリスト合格教本
- 岡嶋裕史 著
- 定価
- 3,278円(本体2,980円+税10%)
- 発売日
- 2020.3.7[在庫なし]
- 判型
- A5
- 頁数
- 616ページ
- ISBN
- 978-4-297-10967-7 978-4-297-10968-4
概要
国家資格である「ネットワークスペシャリスト」試験対策のテキストです。幅広い午前問題の出題範囲をカバーし、文面だけでは理解しづらい技術の仕組みなどは豊富な図解で解説しています。難関の午後問題対策としては、問題文の分析とポイントのつかみ方を徹底解説。過去問の中でも重要テーマからの出題を題材に長文問題への対応力を身に付けることができます。また、読者特典として、過去問演習Webアプリ「DEKIDAS-WEB」が利用できます。11年分の午前I(高度共通試験)・午前IIの過去問題を収録しており、自動採点機能と分析機能で苦手分野を効率よく対策することができます。スマホやPCからいつでも過去問に挑戦できるので直前対策にも最適です。
こんな方にオススメ
- ネットワークスペシャリスト試験を受験される方
目次
第Ⅰ部 知識のまとめ~午前Ⅱ、午後Ⅰ・午後Ⅱ問題対策
- 午前問題の傾向&対策
第1章 ネットワークの基礎知識
- 1.1 プロトコル
- 1.2 OSI基本参照モデル
- 1.3 ネットワークの種類
- 1.4 集中処理と分散処理
- 1.5 インターネット技術
- 1.6 仮想化の技術とクラウド
- 章末問題
第2章 符号化と伝送
- 2.1 音声信号の符号化
- 2.2 画像信号の符号化
- 2.3 符号化したデータの伝送
- 2.4 回線制御
- 2.5 トラフィック理論
- 2.6 待ち行列理論
- 2.7 誤り制御
- 章末問題
第3章 LANとWAN
- 3.1 LANとWAN
- 3.2 物理層の規格
- 3.3 ネットワークトポロジ
- 3.4 データリンク層の規格
- 3.5 データリンク層の接続機器
- 3.6 ネットワーク層の接続機器
- 3.7 VLAN
- 3.8 トランスポート層以上の層の接続機器
- 3.9 無線LAN①
- 3.10 無線LAN②
- 3.11 WANで使われる接続形態
- 3.12 アクセス回線
- 3.13 光ファイバによる通信
- 章末問題
第4章 インターネットの技術
- 4.1 インターネット技術の基本
- 4.2 IPの基礎知識
- 4.3 IPアドレス
- 4.4 IPアドレス枯渇問題に対する技術
- 4.5 IPv6
- 4.6 データリンク層との接続
- 4.7 TCPとUDP
- 4.8 TCPの伝送制御
- 4.9 ルーティング技術
- 4.10 名前解決及びアドレス管理技術
- 4.11 メール関連のプロトコル
- 4.12 Web関連のプロトコル
- 4.13 その他のアプリケーション層プロトコル
- 章末問題
第5章 信頼性向上
- 5.1 信頼性設計
- 5.2 耐障害設計及び性能管理
- 5.3 バックアップ
- 5.4 ストレージ関連技術
- 5.5 ネットワーク管理技術
- 5.6 運用管理
- 5.7 アウトソーシングサービス
- 章末問題
第6章 セキュリティ
- 6.1 暗号化
- 6.2 認証システム
- 6.3 ディジタル署名
- 6.4 コンピュータウイルス
- 6.5 サイバー攻撃
- 6.6 LANにおけるセキュリティ対策技術
- 6.7 ユーザ認証におけるセキュリティ対策技術
- 6.8 公共回線におけるセキュリティ対策技術
- 6.9 セキュリティ関連規格
- 章末問題
第Ⅱ部 長文問題演習~午後Ⅰ・午後Ⅱ問題対策
- 午後問題の傾向&対策
午後Ⅰ問題の対策
- 1 迷惑メール
- 2 eラーニングシステムの増強
- 3 検疫ネットワーク
- 4 仮想デスクトップ基盤の導入
- 5 クラウドサービスとの接続
- 6 SaaSの導入
- 7 遠隔地バックアップ
- 8 ネットワーク設計と運用
- 9 ネットワーク構成の変更
午後Ⅱ問題の対策
- 1 サービス基盤の構築
- 2 SIP、RTP関連
- 3 サーバの移設
- 4 標的型メール攻撃
- 5 無線LAN
プロフィール
岡嶋裕史
中央大学大学院総合政策研究科博士後期課程修了。博士(総合政策)。富士総合研究所、関東学院大学准教授、情報科学センター所長を経て、中央大学国際情報学部教授/学部長補佐。基本情報技術者試験(FE)午前試験免除制度免除対象講座管理責任者、情報処理安全確保支援士試験免除制度 学科等責任者。
【著書】「ITパスポート合格教本」「情報セキュリティマネジメント合格教本」「情報処理安全確保支援士合格教本」(技術評論社)、「セキュリティはなぜ破られるのか」「ブロックチェーン」(講談社)、「ビッグデータの罠」(新潮社)ほか多数。