今からはじめるインシデントレスポンス
―事例で学ぶ組織を守るCSIRTの作り方

[表紙]今からはじめるインシデントレスポンス ―事例で学ぶ組織を守るCSIRTの作り方

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電子版発売

A5判/256ページ

定価3,168円(本体2,880円+税10%)

ISBN 978-4-297-11189-2

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この本の概要

あらゆる分野の企業にとって,インターネットをはじめとする情報技術がビジネスに不可欠であることは今さら言うまでもないでしょう。一方,マルウェア感染や情報漏えいとった緊急事態(インシデント)に対する備えは,「頭ではわかっているんだけど……」と遅れている組織も少なくないのではないでしょうか? 本書ではそうしたインシデントに対処する「CSIRT」(Computer Security Incident Response Team)を構築することで,組織のリスク管理能力を向上させる方法を解説します。ITへのリソースを十分に割けない組織でもインシデントに対処できるよう,求められる人材や立ち上げのステップ,実際の運用事例の紹介まで丁寧にフォローします。

こんな方におすすめ

  • 会社でCSIRTを担当することになった人
  • 会社のCSIRTや情報セキュリティ体制に不安がある人

本書のサンプル

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著者プロフィール

杉浦芳樹(すぎうらよしき)

NTT-CERTメンバー。日本シーサート協議会元運営委員(2018年まで)。1998年にJPCERT/CCのメンバーとなって以来,NTTグループCSIRT「NTT-CERT」の構築や日本シーサート協議会(NCA)の設立など,CSIRTの運用・構築に携わる。著書に『CSIRT:構築から運用まで』(NTT出版,共著)。


萩原健太(はぎはらけんた)

グローバルセキュリティエキスパート株式会社CSO兼CSRO。日本シーサート協議会副運営委員長・同TRANSITSワークショップ実行委員長・同法制度研究ワーキンググループ主査などを務める。セキュリティ企業にてCSIRTの構築や統括を行い,セキュリティの普及や業界発展のための活動に従事。著書に『経営者のための 情報セキュリティQ&A45』(日本経済新聞出版社,共著)。


北條孝佳(ほうじょうたかよし)

西村あさひ法律事務所カウンセル弁護士。日本シーサート協議会専門委員。警察庁技官として技術解析やサイバーテロ対策に従事した後,現在は弁護士として企業の危機管理やサイバーセキュリティ対策・対応に携わる。主な著書に『経営者のための 情報セキュリティQ&A45』(日本経済新聞出版社,編著)など。


中西晶(なかにしあき)

明治大学経営学部教授。日本シーサート協議会専門委員。内閣サイバーセキュリティセンター普及啓発・人材育成専門調査会委員。東京工業大学博士課程修了。博士(学術)。専門分野は,経営心理学・ナレッジマネジメント。高信頼性組織を中心に研究。著書に『想定外のマネジメント』(文眞堂,監訳),『マネジメント基礎力』(NTT出版,共著)など。