UiPath 実用入門 ~ロボットにまかせて業務を自動化! 仕事がはかどるRPA使いこなし術
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本書で作成するサンプルファイルをダウンロードできます。ダウンロードファイルはZIP形式の圧縮ファイルとなっています。展開してお使いください。
ZIP展開後のフォルダー構成やフォルダーのコピー先等につきましては,本書冒頭の「本書を読み進めるための準備」をご参照ください。
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- UiPathサンプル.zip
補足情報
第7章の「Webデータ取得」において,プロジェクトを作成した後,年をまたいでWebページの表示が変わるとデータが抽出できなくなる問題について
(2022年5月19日更新)
「UiPathサンプル」の第7章「Webデータ取得」プロジェクトでは,気象庁のWebページからデータを抽出していますが,ここで紹介する手順で作成したプロジェクトは,年をまたぐと下記のエラーが発生してしまいます。
この現象は,年をまたいだ後,抽出対象となる気象庁Webページの表示が変わったことに起因するものです(本書p121~p138の手順に従って作成したときとWebページの表示が変わらない間は問題ありませんが,年をまたいでWebページの表示が変わるとエラーが発生します)。
これは,データ抽出対象となる表(HTMLのTable)を特定するセレクターが,プロジェクト作成時のWebページ上の特定の文字列(具体的には「2020年」「2021年」などの年の記述)に依存した指定になっているからです。
この問題は,本書の第10章で説明している「セレクター」の指定を修正することによって解消することができます。その方法を資料にまとめましたので,ダウンロードしてご覧ください。
「期限無しで無料のUiPath Automation Cloudコミュニティ版」の登録・ダウンロード方法の変更について
(2022年5月19日更新)
本書のp10で,「UiPath Automation Cloudへの登録とUiPath Studioの入手」について紹介していますが,現状(2022年5月時点)で無料版として利用できる「個人および小規模組織向けの常に無料のコミュニティ版」をダウンロードするには,下記の入り口から登録ページをたどる必要があります(これ以外は「60日間の無料トライアル」の登録ページになっています)。
- UiPath Automation Cloudの紹介ページを下にスクロールした箇所にある「Automation Cloud コミュニティ版を利用する」のリンク
登録手順についても本書p11以降の内容から少し変わっています。現時点(2022年5月)での登録手順について説明資料も用意しました。以下のファイルをダウンロードしてご覧ください。
UiPath Studioのバージョンアップに伴う補足事項
(2022年5月19日更新)
UiPath Studioは,おおむね半年に一度程度メジャーなバージョンアップがあり,UiPath Studioを起動すると自動的にバージョンが更新されるようになっています。これに伴い,本書で解説した手順では動作しなく場合があります。
Chromeをブラウザとして使うためのUiPath拡張機能の設定がリセットされてしまう
UiPath Studioのバージョンアップに伴い,本書p118~p120で説明した「Chromeをブラウザとして使うためのUiPath拡張機能の設定」がリセットされてしまうケースがあります。その場合,「ブラウザと通信ができません。UiPath拡張機能をご確認ください。」というエラーが出て処理が止まってしまいます。
これを回避するには,再度本書p118~p120の「Chromeをブラウザとして使うためのUiPath拡張機能の設定」を行ってください。
Windows 10 Homeエディションでの不具合について
UiPath Studio 2021.10.4をWindows10 Homeエディションで動かしたときに見られたこの不具合は,UiPath Studio 2022.4へのバージョンアップによって解消されましたが,本書に関するサポートの履歴として,また,Windowsモードによるプロジェクト作成のサンプルとして資料に残します。
「UiPathサンプル」にもWindowsモードで作成した4つの「**-Windows」プロジェクトを残してあります。
Windows 10 Homeエディションで操作したとき,デスクトップアプリケーションの「メモ帳」の操作を自動化するアクティビティの作成および実行で不具合が起きる場合があります(2022年1月末現在,Windows 10 Proエディションでは問題はありません)。
※関係するプロジェクト
- 第4章の【GUI個別指定】【GUIベーシック記録】【GUIデスクトップ記録】
- 第10章の【動的セレクター】
不具合の具体的な説明とそれを回避する対策については,本サポートページからダウンロードできる「UiPathサンプル」に同梱の資料「Windows10 Homeエディションでの不具合対策.pdf」をご覧ください。
また,その資料で説明する対策を施したプロジェクトのサンプルは,今回改訂した「UiPathサンプル」においてそれぞれ,
- 【GUI個別指定-Windows】
- 【GUIベーシック記録-Windows】
- 【GUIデスクトップ記録-Windows】
- 【動的セレクター-Windows】
として提供していますのでご確認ください。