今すぐ使えるかんたんシリーズ今すぐ使えるかんたん
Teams for Education
~導入から運用まで、一冊でしっかりわかる本~

[表紙]今すぐ使えるかんたん Teams for Education ~導入から運用まで、一冊でしっかりわかる本~

紙版発売
電子版発売

B5変形判/224ページ

定価2,420円(本体2,200円+税10%)

ISBN 978-4-297-13267-5

電子版

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書籍の概要

この本の概要

本書は,GIGAスクール構想により学校へ導入が進んでいる「Microsoft Teams for Education」のいちばんやさしい解説書です。現在,多くの学校に教育ICTシステムが導入されていますが,現場の教師や管理者のITリテラシーが依然として低いままであることが原因で,導入後,実際の授業やコミュニケーションへの活用がなかなか進んでいません。本書では,パソコンに不慣れな教育関係者でもわかるように,Microsoft 365のクラウド機能から,実際のオンライン授業や教材のデジタル化の事例,授業後の学習管理やコミュニケーションへの活用まで,Microsoft Teamsの活用方法をていねいに解説しています。現場で活用している現役教師が教える便利な活用テクニックも多数紹介しているので,授業や校務をICT化していきたい学校関係者におすすめの一冊です!

こんな方におすすめ

  • Microsoft Teams for Educationを授業や校務で活用したい教育関係者

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

目次

第1章 Teams for Educationの基本を知ろう

  • Section 01 Teams for Educationとは
  • Section 02 Teams for Educationとクラウド
  • Section 03 Teams for Educationで実現する学び
  • Section 04 Teams for Educationが使える端末と利用環境の特徴
  • Section 05 Teams for Education上でのコミュニケーションの考え方
  • Section 06 Teams for Educationの基本構成

第2章 Teams for Educationを利用しよう

  • Section 07 基本操作を学ぼう
  • Section 08 投稿へ反応しよう
  • Section 09 通知を管理しよう
  • Section 10 ファイルを共有しよう
  • Section 11 タブを活用しよう
  • Section 12 ビデオ会議をしよう

第3章 Microsoft 365 Educationを知ろう

  • Section 13 基本的な組み合わせを知ろう① ~Word
  • Section 14 基本的な組み合わせを知ろう② ~Excel
  • Section 15 基本的な組み合わせを知ろう③ ~PowerPoint
  • Section 16 基本的な組み合わせを知ろう④ ~Forms
  • Section 17 基本的な組み合わせを知ろう⑤ ~OneNote
  • Section 18 基本的な組み合わせを知ろう⑥ ~Whiteboard
  • Section 19 基本的な組み合わせを知ろう⑦ ~Sway
  • Section 20 基本的な組み合わせを知ろう⑧ ~Stream
  • Section 21 その他のアプリとの組み合わせを知ろう

第4章 Teams for Educationの教育向け機能を活用しよう

  • Section 22 クラスを作成しよう
  • Section 23 学習者を招待しよう
  • Section 24 チャネルの作り方と運用方法を学ぼう
  • Section 25 チームやチャネルの各種設定を確認しよう
  • Section 26 課題を割り当てよう① ~課題の作成
  • Section 27 課題を割り当てよう② ~ルーブリックの作成
  • Section 28 課題を割り当てよう③ ~提出と採点・返却
  • Section 29 クラスノートを活用しよう① ~作成
  • Section 30 クラスノートを活用しよう② ~ページの配布
  • Section 31 クラスノートを活用しよう③ ~ページのレビュー
  • Section 32 学習者の感情を集計しよう ~Reflect
  • Section 33 クラスの活用状況を分析しよう ~Insights

第5章 Teams for Educationで学習のデジタル化を進めよう

  • Section 34 学習のデジタル化をしよう
  • Section 35 紙のノートやホワイトボードをカメラで撮影して共有しよう
  • Section 36 デジタルでノートを取って共有できるようにしよう
  • Section 37 デジタルでのワークシートの活用方法を考えよう
  • Section 38 デジタルを活用して音読学習をしよう

第6章 Teams for Educationをさまざまな場面で活用しよう

  • Section 39 学校生活で活用できるさまざまな場面
  • Section 40 係活動で主体的に活用しよう
  • Section 41 校務で活用できるさまざまな場面

第7章 自宅からオンライン授業に参加できるようにしよう

  • Section 42 オンライン授業の準備をしよう
  • Section 43 会議の録画,出欠確認,挙手指名をしよう
  • Section 44 マイクのミュート管理やチャットでの呼びかけをしよう
  • Section 45 教師や発表者のカメラの表示設定を変更しよう
  • Section 46 少人数の話し合い機能や背景効果を活用しよう

第8章 保護者とコミュニケーションを取ろう

  • Section 47 保護者にMicrosoftアカウントを発行してもらおう
  • Section 48 保護者チームを活用しよう
  • Section 49 保護者とのやり取りで注意すべきこと

第9章 Teams for Educationの管理者の心得を学ぼう

  • Section 50 教員の意識を改革しよう
  • Section 51 校内研修を改革しよう
  • Section 52 年次更新のノウハウを学ぼう

付録1 Teams管理センターの使い方

  • Appendix 01 Teams管理センターの使い方① ~ダッシュボード
  • Appendix 02 Teams管理センターの使い方② ~ポリシーの管理
  • Appendix 03 Teams管理センターの使い方③ ~チーム・ユーザーの管理

付録2 トラブル解決Q&A

  • Question 01 Teamsアプリの動作が遅いと感じたときはどうすればよい?
  • Question 02 チームは学級ごとにする? 教科・科目ごとにする?
  • Question 03 プロフィール画像を変えるのはどこまで許せばよい?
  • Question 04 大切な情報を見落とさないようにしてもらうには?
  • Question 05 複数のチームやチャネルに同じ内容の投稿をするには?
  • Question 06 見落としてしまった過去の投稿を探すには?
  • Question 07 終了した会議に勝手に入室してしまわないようにするには?
  • Question 08 メンションに敬称はつけなくてよい?

著者プロフィール

小池翔太(こいけしょうた)

1989年千葉県生まれ。東京学芸大学附属小金井小学校教諭。千葉大学大学院人文社会科学研究科 公共研究専攻 博士後期課程 学生。修士(教育学)。立命館小学校 講師,千葉大学教育学部附属小学校 教諭などを経て,現職。専門は授業実践開発研究。ICTを活用した教育や企業と連携した教育など,現代的な課題を踏まえた授業・教材づくりについて実践的に研究を行う。近共著に『ICT主任になったら読む本:実務がうまくいく心構え&仕事術35』(明治図書,2022年)。一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に」研究員。NHK Eテレ『テキシコー』『Why!? プログラミング』番組委員。プログラミング学習プラットフォーム『LINE entry』監修。