WEB+DB PRESS plusシリーズElixir実践入門
――基本文法、Web開発、機械学習、IoT

[表紙]Elixir実践入門 ――基本文法、Web開発、機械学習、IoT

紙版発売
電子版発売

A5判/424ページ

定価3,740円(本体3,400円+税10%)

ISBN 978-4-297-14014-4

電子版

→学校・法人一括購入ご検討の皆様へ

この本の概要

本書は,Elixirの言語仕様と実践的な利用方法を解説した入門書です。

Elixirは,低遅延で高い可用性を要求される分散システムの構築と運用を目的とするErlang VM上で動作する言語で,その文法はRubyから大きく影響を受けています。ゲームやチャットプラットフォームなど大量のコネクションとトラフィックを扱う必要のあるシステムを構築するのに利用されています。有用なツールやライブラリが多数開発されているのも後押しとなり,近年ではさまざまな分野に活躍の場を広げつつあります。

本書では,Webアプリケーション,機械学習,IoTなどでのElixirの活用方法を解説します。サンプルアプリケーションを開発しながらコードを紹介しつつ解説しています。Phoenix,Nx,Livebook,Nervesといったツールやライブラリの実践的な活用方法も紹介しているので,今の開発に即した実践的な知識が身に付けられます。

こんな方におすすめ

  • なんらかのプログラミング言語(C,C++,Ruby,Python,JavaScriptなど)を習得している人で,新しい言語としてElixirを習得したい人

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。

サンプル画像1

サンプル画像2

サンプル画像3

サンプル画像4

サンプル画像5

著者プロフィール

栗林健太郎(くりばやしけんたろう)

GMOペパボ株式会社で取締役CTOを務めるかたわら,北陸先端科学技術大学院大学博士後期課程に在学中の社会人学生でもあります。IoTシステムへのElixirの応用について研究しています。Erlang/OTPとElixirは,基盤としてのErlangの誕生から40年近く経った今も常に未来を指し示しているところが好きです。


大原常徳(おおはらつねのり,ohr486, おーはら)

株式会社ドリコムでSRE部門のマネージャーをしています。プライベートではErlangを,仕事ではElixirとRubyとHCLを書いています。tokyo.exというElixirのコミュニティを運営しています。


大聖寺谷一樹(だいしょうじやかずき)

本業では主にKotlinを使った開発していますが,副業でElixirやElmを触ったりしているなんちゃってアルケミスト。Elixirの好きなところはイミュータブルなところとパターンマッチ。


山内修(やまうちおさむ)

名乗るほどのものではございませんが,山内修です。日本マイクロソフト賞④受賞。Elixir本体,Ectoに貢献歴あり。We are the alchemists, my friends!Elixirの好きなところは,|>とコミュニティがあたたかいところ。


齋藤和也(さいとうかずや)

Webのサーバサイド開発やクラウドインフラ構築が得意なエンジニア。普段はRuby on Railsを使うことが多いですが,Elixir/Phoenixのお仕事や情報発信もしています。複数社で技術顧問を務めています。


隆藤唯章(たかふじゆいしょう)

僧職系フリーランスプログラマーやってます。前はRailsがメインでしたが,現在はPhoenixメインでお仕事をしています。ElixirMobileというElixirのコミュニティのオーガナイザーをしています。最近はElixirでモバイルアプリの開発,モバイルアプリと機械学習との連携についての研究を行っています。


高瀬英希(たかせひでき)

旧くからの組込み屋さん,最近の言い方ではIoT屋さん。ElixirだけでIoTシステムをすべからく包括的に開発できたら楽しい世界になると信じて研究を進めています。Elixir完全に理解したい。ROS(Robot Operating System)まるでわからん。組込みカーネルチョットデキナイ,,,。