現場の統計学シリーズ【改訂新版】社会調査のための統計学
--生きた実例で理解する--
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2024年5月13日紙版発売
2024年5月13日電子版発売
神林博史,三輪哲 著
A5判/292ページ
定価2,640円(本体2,400円+税10%)
ISBN 978-4-297-14146-2
書籍の概要
目次
- はじめに
第1章 データと変数
- 1-1 社会学におけるデータ分析
- 1-2 データとは何か
- 1-3 ケース・変数・値
- 1-4 変数の性質を理解しよう
- コラム Σ(シグマ)の意味
第2章 変数の特徴を分析しよう(1)
- 2-1 質的変数の特徴を調べよう:度数分布表
- 2-2 量的変数の特徴を調べよう(1)たくさんある値を区切る(階級)
- 2-3 度数分布表をグラフにする
- 2-4 量的変数の特徴を調べよう(2)変数の「中心」はどこにある?
- 2-5 平均値・中央値・最頻値の違いを理解しよう
- コラム 比率の変化の表現に注意!
第3章 変数の特徴を分析しよう(2)変数のちらばり
- 3-1 量的変数のちらばりを把握しよう(1)範囲
- 3-2 量的変数のちらばりを把握しよう(2)分位数
- 3-3 ちらばりをグラフで表現する「箱ひげ図」
- 3-4 量的変数のちらばりを把握しよう(3)分散
- 3-5 量的変数のちらばりを把握しよう(4)標準偏差
- 3-6 標準偏差の応用:標準化・標準得点・偏差値
第4章 変数の関係を分析しよう(1)クロス集計表
- 4-1 度数分布表だけで大丈夫?
- 4-2 クロス集計表
- 4-3 比率で分布を比べる
- 4-4 クロス表のグラフ表現
- 4-5 関連を1つの数値でまとめるには:関連係数
第5章 変数の関係を分析しよう(2)平均値の比較と相関関係
- 5-1 質的変数と量的変数の関係の分析
- 5-2 量的変数どうしの関係の分析(1)散布図を描いてみよう
- 5-3 量的変数どうしの関係の分析(2)相関係数
- 5-4 共分散と相関係数の意味を理解しよう
- 5-5 相関係数による分析の例
- 5-6 関係のしかたは1つじゃない
第6章 変数の関係をより深く考えよう:原因と結果の考え方
- 6-1 因果関係の3つの基準
- 6-2 見かけ上の相関と第三変数
- 6-3 原因と結果をつなぐもの
第7章 変数の関係をさらに分析しよう(1)
- 7-1 2重クロス表の限界
- 7-2 3重クロス表
- 7-3 3重クロス表をグラフ化しよう
- 7-4 変数のコントロール
- 7-5 3重クロス集計における関連のパターン
第8章 変数の関係をさらに分析しよう(2)
- 8-1 変数を組み合わせた平均値の比較
- 8-2 独立変数の影響のパターン
- 8-3 偏相関係数
- 8-4 生態学的相関
第9章 そのデータは信頼できますか?母集団と標本の関係
- 9-1 母集団と標本
- 9-2 偏った標本の危険性
第10章 部分から全体を知る(1)
- 10-1 推測統計学とは
- 10-2 母数と標本統計量
- 10-3 推測統計学と確率
- 10-4 「確率に基づく判断」の意味
- 10-5 推定の理論的背景
第11章 部分から全体を知る(2)
- 11-1 統計的検定の必要性
- 11-2 帰無仮説と対立仮説
- 11-3 統計的検定の考え方
- 11-4 統計的検定の実際
- 11-5 統計的検定の基礎知識
第12章 クロス表のカイ2乗検定
- 12-1 クロス集計表の統計的検定
- 12-2 クロス集計表における統計的独立
- 12-3 カイ2乗検定の方法
- 12-4 有意水準と関連の大きさ
- 12-5 カイ2乗値に基づく関連係数:クラメールのV係数
第13章 平均値の差の統計的検定
- 13-1 2つの平均値の差の統計的検定:t検定
- 13-2 3つ以上の平均値の差の統計的検定:分散分析
第14章 回帰分析の基礎
- 14-1 回帰分析とは
- 14-2 回帰分析の基本的な考え方
- 14-3 予測値と残差
- 14-4 回帰直線の引き方:最小2乗法
- 14-5 あてはまりの良さを調べる:決定係数
- 14-6 回帰分析の統計的検定
- 14-7 分析結果を表にまとめる
第15章 重回帰分析
- 15-1 独立変数を増やす:重回帰分析
- 15-2 回帰係数の標準化
- 15-3 ダミー変数
- 15-4 重回帰分析の結果のまとめかた
- エピローグ 本当の戦いはこれからだ!
- 参考文献・サイト
- 付録表
- 索引
- 著者プロフィール