WEB+DB PRESS plusシリーズSSL/TLS実践入門
──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想

[表紙]SSL/TLS実践入門 ──Webの安全性を支える暗号化技術の設計思想

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電子版発売

A5判/456ページ

定価3,740円(本体3,400円+税10%)

ISBN 978-4-297-14178-3

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この本の概要

SSL/TLSは,通信の秘密を守るために利用されている通信プロトコルです。HTTPSやHTTP/3にも利用されており,今日のWebでは利用が一般的になっています。本書では,その最新バージョンであるTLS 1.3のしくみと,その使い方を解説します。SSL/TLSは公開されている実装例などを真似すれば基本的な動作はさせられますが,それを応用していくには技術に関する理論の理解が必須になります。しかしSSL/TLSに関連する技術は大変多く,かつそれらのドキュメントは不足している状態です。本書ではこの理論部分を丁寧に解説し,それを活かした形で実装例まで解説することで,Web開発者たちが望んでいる解説と実践を相互に接続します。

本書のサンプル

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著者プロフィール

市原創(いちはらはじめ)

大学時代にCGIプログラミングをしながら黎明期のインターネットに親しむ。修士課程修了後,電機メーカーで流通,金融等業務システムの基盤ソフトウェア開発や性能改善に従事。転籍後キヤノン製品や車載機器の制御ソフトウェアの開発業務の中で暗号技術と格闘する。現在はキヤノンITソリューションズ(株)のサイバーセキュリティラボでマルウェアや暗号技術の調査・研究・情報発信を担うリサーチャーとして活動中。


板倉広明(いたくらひろあき)

小学生の頃プログラミングを始め,高校在学中はWeb分野に明け暮れる。大学で電気電子工学を学ぶ一方,Webサービスへの攻撃事例を見てリバースエンジニアリングなどセキュリティ分野に興味を持つ。その後はキヤノングループでキヤノン製品の画像処理・認証ソフトウェアの開発に従事。現在はキヤノンITソリューションズ(株)で組み込みソフトウェアのセキュリティを中心に活動中。バーチャルYouTuber「因幡はねる」の大ファン。