教養としての「情報Ⅰ」
―大学入試導入で変わるITリテラシーの基準
―大学入試導入で変わる
2024年9月28日紙版発売
2024年9月28日電子版発売
松尾康徳 著
A5判/256ページ
定価1,980円(本体1,800円+税10%)
ISBN 978-4-297-14399-2
書籍の概要
この本の概要
大人こそ学びたいIT社会の基礎を,予備校講師がやさしく解説!
「情報の授業」と聞くと,多くの人はパソコンやWord,Excelの使い方を学ぶ授業を思い浮かべるかもしれません。しかし,2022年度から高校で必履修科目となった新課程の「情報Ⅰ」は,過去の課程と比べると驚くほど高度な内容を扱っています。2025年の大学入学共通テストからは,情報Ⅰが新科目として実施されることが決まりました。入試で問われるような情報科目とは,どのようなものなのでしょうか?
情報Ⅰでは,IT社会で活用必須の「データ」を用いた問題解決がメインテーマに据えられ,以下のような内容を扱います。
- 「問題解決」に効果的なデータの集め方
- データ収集で注意すべき「知的財産権」と「セキュリティ」
- データを分かりやすく見せる「情報デザイン」
- 集めたデータの特性を知る「アナログとデジタル」
- データを処理する「プログラミング」
- データから結果を予測する「シミュレーション」
- データ活用に必須の「ネットワーク」
- 新たな発見を導き出す「データ分析」
データを活用してビジネスや社会の課題解決ができる人材の育成を目的とし,そのために必要な知識をまとめて学べる科目が情報Ⅰなのです。
高校の必履修科目とは,その世代の95%以上が学ぶ,常識と言っても差し支えない知識です。新課程で学んだ若者を近い将来新入社員として迎える社会人のために,ビジネスにも精通した予備校講師である著者がやさしく解説します!
こんな方におすすめ
- IT知識に若い世代とのギャップを感じている社会人
- 新しい情報課程を把握しておきたい若手社員や大学生
本書のサンプル
本書の一部ページを,PDFで確認することができます。
- サンプルPDFファイル(6,481KB)
本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。
この本に関連する書籍
-
60分でわかる! 情報Ⅰ 超入門
2025年1月の大学入学共通テストから新しく導入される新科目「情報Ⅰ」。この聞き慣れない科目は政府の掲げる未来社会「Society5.0」を教育から実現するものとして導入さ...
-
深掘り! IT時事ニュース ──読み方・基本が面白いほどよくわかる本
ワイドショーにもすっかり常連となったIT時事ニュース。しかし,日々のニュースに関連するITは技術の発達が目まぐるしく,なんだかよくわからない,ついていけないと感...
-
【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[改訂第5版]
「技術の背景,価値,そのつながりまでも一望できる」累計7万部のロングセラーが大改訂! 知らないでは済まされない生成AIの基礎知識から,あらためて問うDXの本質まで...
-
図解即戦力 ビジネスで役立つIT用語がこれ1冊でしっかりわかる本
最新のIT用語をわかりやすく解説する図解本です。エンジニア1年生,IT業界への転職・就職を目指す人が,仕事に必要な用語を一通り学ぶことができます。最新のトレンド用...