スマートフォンファーストワークフロー ~大規模WEBサイトCMS構築成功の法則

「スマートフォンファーストワークフロー」のカバー画像
著者
生田昌弘いくたまさひろ 著
定価
1,650円(本体1,500円+税10%)
発売日
2024.10.2
判型
B5変形
頁数
120ページ
ISBN
978-4-297-14415-9 978-4-297-14416-6

概要

「現代のWebサイト制作において、スマートフォン対応ではなく“スマートフォンファースト”にしなければならない」

30年にわたり、数々の大規模Webサイト制作を担ってきた株式会社キノトロープが実践する、スマートフォンに完全最適化したWebサイト制作のメソッドを解説した1冊。

ユーザーのインターネット閲覧行動、購買行動を大きく変えたスマートフォンは、企業にとって「Webサイトはブランディングツール」である必要性を高め、Webサイト制作の在り方も大きく変革させました。

キノトロープが実際に制作してきた企業のWebサイトの事例も取り上げながら、“スマートフォンファースト”のWebサイト制作のノウハウと成功法則が理解できます。

こんな方にオススメ

  • Web担当者
  • Web責任者(管理者)
  • 中小企業経営者
  • Web制作会社

目次

  • はじめに

chapter01 WEBサイト制作は、これまでにない変革期を迎えている

  • 1-1 スマートフォンの普及がユーザーのライフスタイルを変えた
  • 1-2 すべては、ユーザーの変化がスタートライン
  • 1-3 さらに大きな変化がやってくる
  • 1-4 Webサイトはお客様の問題解決ツールである
  • 1-5 お客様の満足体験が「ブランド価値」を向上させる
  • 1-6 Webサイトは生涯顧客育成も実現できる

chapter02 スマートフォンファーストで顧客ニーズに対応せよ

  • 2-1 なぜ、今スマートフォンファーストなのか
  • 2-2 デザインの意味が設計に変わる瞬間
  • 2-3 CMSがWebサイトの基盤になる日
  • 2-4 だから今こそコンテンツファースト
  • 2-5 どんな成果を求めるのか、成果を設定しないWebサイトは、ないほうがまし

chapter03 スマートフォンファーストに対応するには

  • 3-1 作る前に作り方を決める、ごく当たり前の話
  • 3-2 プロジェクトの大型化が、プロジェクトの難易度を高める
  • 3-3 プロトタイプが必要な時代に

chapter04 スマートフォンファーストワークフロー詳細

  • 4-1 スマートフォンファーストワークフロー概要
  • 4-2 Phase0 仮説提案 Proposal
  • 4-3 Phase1 現状把握 Analysis
  • 4-4 Phase2 方向性策定 Target Setting
  • <column> 問題解決フローとは
  • 4-5 Phase3 ユーザー体験シナリオ2.0 User Experience Scenario
  • <column> ユーザー体験シナリオ策定の流れを深掘り
  • 4-6 Phase4 成果の設定 Profit Setting
  • <column> ヒアリングとファシリテーションのメソッド
  • 4-7 Phase5 プロトタイピングサイト設計 Prototyping Website Design
  • 4-8 Phase6 制作&開発 Development
  • <column> CMSテンプレート開発手法
  • 4-9 Phase7 コンテンツ制作 Content Creation
  • 4-10 Phase8 データ投入・研修 Data Input&Education
  • 4-11 Phase9 効果測定・改善提案 Improvement Plan

chapter05 スマートフォンファーストワークフロー事例

  • 矢崎総業株式会社
  • 株式会社日本ピスコ
  • 株式会社荏原製作所
  • クラブツーリズム株式会社
  • 大和リゾート株式会社
  • あとがき
  • 著者紹介
  • 株式会社キノトローププロフィール
  • KINOTROPE gaming

プロフィール

生田昌弘いくたまさひろ

株式会社キノトロープ代表取締役社長。1959年生まれ岡山県出身。1985年に生田写真事務所を設立し、カメラマンとして活動を開始する。1993年12月にキノトロープを設立。プロデューサとして一貫した方針で数々のWebソリューションを築き上げる。現在もネットエバンジェリストとして布教活動を実践中。

株式会社キノトロープ
インターネットの黎明期よりWebサイト制作の専門会社としての歴史を持ち、2024年で創立31年目を迎える。キノトロープは、本書の著者である生田昌弘が立ち上げ、当初はCD-ROMの制作を中心に活動していたが、インターネットに出会い、メディアとしての可能性に魅かれ方向転換、WEBサイト制作の草分け的存在となる。