占星術で「運勢を知る」だけでなく「天体のパワーを利用」しよう
- 「仕事や勉強で成功したい!」
- 「素敵な結婚相手を見つけたい!」
- 「プライベートを充実させたい!」
- 「心おだやかに,ゴキゲンな毎日を送りたい!」
- 「夢をかなえたい!」
- 「思い通りの人生を歩みたい!」
よほど幸せでない限り,たいていの人は上記のような望みを持っているのではないでしょうか?えっ全部?それも結構!もしあなたが,このうち一つでも当てはまる願いを持っているなら,月と太陽のパワーを活用することをおすすめします。占星術を利用すれば,月と太陽のパワーを使って運気をアップさせることができるのです。
占星術(星占い)というと,朝の番組の占いコーナーの「××座の今日の運勢は五つ星。絶好調です」といったコメントや,雑誌の占い特集の「今年の××座の恋愛運は低調。ダメ男にだまされないよう注意」といった記事を思い浮かべる人も多いでしょう。これらは自分の生まれ持った運勢や,現時点での運勢に基づいたアドバイスです。このように占星術には,運勢のリズムに従う利用法もありますが,もっと積極的に利用することもできます。それが先に述べた「月と太陽のパワーを活用する」なのです。
西洋占星術は一般的に,月・太陽・水星といった10の天体を使って占います。そのなかでも月と太陽は,非常に重要な意味を持つ天体です。これらは陰と陽のような関係で,月は無意識を,太陽は自発的な意志を表します。このほか,月は私生活・感情・気分・女性を,太陽は公的生活・創造力・開発力・男性を表します。月と太陽のパワーを生活に取り入れることで,これらをよい状態に持っていくことができるのです。
天体 | 月 | 太陽 |
意識の自覚度 | 無意識 | 自発的な意志 |
生活の場面 | 私生活 | 公的生活 |
性別 | 女性 | 男性 |
月と太陽を使い分ける…無意識面は月,積極的目標は太陽
では,実際にどのようにすればいいのでしょうか? それは,月と太陽がそれぞれ滞在している「星座」の持つ性質を自分の生活に取り入れるのです。
まずは月について説明しましょう。人はなにも意識しないでいると,知らず知らず月の影響を受けてしまいます。月は人の無意識に作用するのです。牡羊座,牡牛座,双子座……と,月は各星座をそれぞれ約2.5日かけて通過し,約1カ月で12星座をぐるりと一巡しますが,私たちは,月が通過中の星座の持つ性質を,無意識のうちにとってしまうのです。
たとえば「掃除・整理整とん」を象徴する乙女座に月がいる時期は,無性に部屋の片づけをしたくなったり,パソコンに向かって作業しているつもりが,気が付くとパソコンのキーボードをせっせと磨いていたり。ところが月が「美的感覚」を象徴する天秤座に移ると,部屋に花や絵をかざったり,センスのいいカーテンやベッドカバーに変えたりしたくなるのです。こうして月のリズムに合わせて行動しているとき,人の感情や気分は心地よく満たされます。毎日快適な気分で過ごしたいなら,月のリズムに合わせて日常生活を送るとよいのです。
でも「月に振り回されているみたいでイヤ。月の影響なんて受けたくない!」と思う人もいるでしょうね。ご心配無用。月の作用は,私たちが「意識する」ことでストップします。
「今日は月が乙女座にいる」としっかり意識することで,月の影響を受けることなく,あなたの意志を主体にした生活が送れます。月のリズムに心を委ねるのも,月の影響を受けないように心がけるのも,どちらの場合も『ムーン・ダイアリー』を使えば,月の滞在する星座をすぐに知ることができます。
月のリズムで生活すると心地よい毎日を過ごせるし,プライベートも充実します。しかし月は受け身の天体なので,能動的に生きたい人には太陽のリズムも不可欠です。意識的にテーマを決めて能動的に生きることで,太陽はあなたを明るい人生へと導いてくれるのです。ちなみに『ムーン・ダイアリー』は,「新月の日に願いや目標を書き込むと,それがかなう」といった使い方も有名です。これは,月(無意識)と太陽(自発的な意志)がぴったり重なる新月の日に,目標や願いごとを書き留めることで,願い(自発的な意志)が自然とかなう(無意識のうちに実現を引き寄せる)からなのです。
太陽は約1か月で一つのサインを通過し,約1年で12のサインを一巡します。太陽のパワーを利用するには,太陽が滞在中の星座を,この1か月間のテーマにして行動しましょう。たとえば「始まり」を象徴する牡羊座に滞在する時期は,自分にとって新しいテーマを探したり,太陽が「物質・資質」を象徴する牡牛座に移ったら,買い物をしたり技能を鍛えたり。こうして太陽を意識的に活用すると,太陽が象徴する「創造力・開発力・推進力」が高まります。また太陽は,男性にとっては地位の,女性にとっては男性や結婚の象徴でもあるので,これらの運も強化されるのです。
『サン・ダイアリー』には,太陽が滞在する星座だけでなく,12星座を細分化した「サビアンシンボル」による日替わりのアドバイスや,太陽が火星や木星などの天体と特定の角度(アスペクト)をとる時期も表示されているので,太陽のパワーを最大限に活用することが可能です。
さてここで「僕は男だから,占いの手帳なんて」と思った男性はいませんか? 実はこの『サン・ダイアリー』,男性にとくにおすすめの手帳なのです。というのも,西洋占星術において太陽とは男性の象徴でもあるので,太陽の運行による影響は,男性のほうが体感しやすいのです。たとえば太陽と冥王星が90度の配置をとるとき,人は疲れやすくなるのですが,西洋占星術研究家の松村潔さん(本手帳の監修者)によると,「太陽と冥王星が90度の時期は,とくに男性のほうがぐったりお疲れ気味で,ペースをつかめずにいる人が多いですね」とのこと。男性にとって『サン・ダイアリー』は,自分自身だけでなく周囲の男性の状況も把握でき,ビジネスシーンで活用しやすい手帳なのです。
二つのダイアリーを使いわけて公私ともに充実させて
この二つの手帳,おすすめは『サン・ダイアリー』と『ムーン・ダイアリー』をオフィシャルとプライベートで使いわけること。おもに日中,仕事や勉強など自分の意志で行動するシーンでは『サン・ダイアリー』を使いましょう。そして夜,ホッと一息つく時間に『ムーン・ダイアリー』を広げましょう。1日を振り返って感じたことを書き留めたり,プライベートの予定を書き込んだり,秘かな願いを書き留めたりするのです。女性の場合は,ビューティー計画を書き込むのもおすすめです。こうして2冊の手帳を使いこなすことで,月と太陽,二つの天体のパワーを使いこなすことができるでしょう。来年は「公私ともにツイてる人」を目指してみませんか?