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いまパソコンを自作するならCore2 Duoがオススメ!?
自作パソコンの最大の楽しみは「パソコンを自分で組み立てること」です。事前に集めた情報をもとにパーツを選択し,パソコンショップやネット通販でそれらを購入して,ゼロから順に組み上げていく……という楽しさはメーカー製パソコンでは味わえません。最近のメーカー製パソコンは低価格化が進んでいるため,パソコンを自作すると割高になってしまうのですが,それを差し引いても自作パソコンには大きな魅力があります。
パソコンを自作するというと,機械が苦手な人は「それって,すごく難しいんじゃないの?」と考えます。しかし,パソコンの自作は決して難しくはありません。ゼロからパソコンを自作する場合,絶対に購入しなければならないパーツは10点ほどです。また,各パーツはきっちり規格化されているため,どのパーツをどこに取り付けるか,どのケーブルをどのように接続するかもほどんと決まっています。静電気や湿気に注意して作業すれば,ガ○ダムのプラモデルを作るよりもずっと短い時間でパソコンは完成するでしょう。
なお,2008年11月にIntelの次世代CPU「Core i7」とチップセット「Intel X58」が発表されました。これらは現時点におけるIntelの最新テクノロジを集積した製品ですが,まだCPU・マザーボードはどちらも高価であり,一世代前のCore 2 Duo/Quadベースで揃える場合と比べて2~3万円ほど余計な出費になります。加えて,2009年には次の世代のCPUが登場することも決まっており,そのCPUは現在のCore i7用マザーボードでは使用できないため,いまCore i7ベースでパソコンを自作してもあまり旨みはありません。
というわけで,2008年末~2009年前半にパソコンを自作するなら,コストパフォーマンスがよく,技術的に成熟して信頼性が高いCore 2 Duoベースでパーツを揃えるのがオススメです。