2010年4月第1週号　1位は、バナー広告をデザインするためのヒントいろいろ、気になるネタは、渋谷駅にツイッター連動広告

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2010年3月29日～4月4日の間に見つけた記事のベスト5です。

バナー広告をデザインするためのレクチャー記事です。

サイズと位置について、バナー広告を作るヒント、広告配信サービスのリストがまとめられています。

効果的なバナー広告を作るヒントとしては、以下のようなことが紹介されていました。

現時点でHTML5とCSS3を使ってサイトを作る際の、注意点や対処法についてまとめてあります。

古いブラウザのことも考えてどう実装していくのがいいのか、具体的な方法についての解説が役立ちそうです。

スライダー/カルーセルを実現するjQueryプラグインを多数紹介した記事です。

CSS3でのtext-shadowプロパティを使って、文字を立体的に見せるテクニックを紹介しています。

テキストへのドロップシャドウは複数設定できます。そこで、1ピクセルずつずらしたたくさんの影を付けることで、立体に見えるようにしています。

簡単なアイデアですが、ロールオーバーで文字が立体的に浮き出てくるような効果は、なかなかインパクトがありますね。

レトロ＆ビンテージなテイストのWebデザインのギャラリーです。

かなりビジュアルを作り込んだ凝ったサイトが多いですね。日本ではあまり流行らないデザインのような気もしますが、細部まで作り込む姿勢は参考になると思います。

そのほか先週の記事から、気になるまとめ記事を3つ紹介します。

先週の気になるWebサービス

Dropicoは、各種写真共有サービスに登録した写真を1画面でまとめて管理できるサービスです。Flickr、Picasa、Facebookなどの自分の写真アルバムに同時にアクセスが可能です。

その名の通りドラッグ＆ドロップの操作で各サービス間で写真をコピーできます。写真のタイトルやタグなどを変更したり、オンラインの画像編集アプリと連携して写真の加工も行えます。

Flickrの画像をTwitPicを使ってTwitterに投稿するといったことも、Dropico上で完結します。

iPhoneや携帯電話で撮った写真をメールでDropicoに送り、パソコンでDropicoにログインして必要な写真を写真共有サービスに登録するといった使い方もできるようです。

ベネッセが行った、渋谷駅の駅貼りポスターとツイッターとを連動させた広告は、面白い試みだったと思います。

ツイッターで「こどもがいて、よかった。」という気持ちやエピソードを投稿してもらい、選ばれた作品をシールにプリントしてポスターに貼っていくという企画でした。

ツイッターのつぶやきを手で貼っていくというアナログ感がいいですね。

渋谷駅まで見に行けないよという人のために、つぶやきで埋められていくポスターは、YouTubeにアップされた動画で見られるようになっています。

こどもちゃれんじ編集部のアカウントは、＠kodomo_happyです。この企画は期間限定ですが、アカウントは継続して利用していくとのことです。