週刊Webテク通信

2012年5月第2週号1位は、2012年のロゴデザインのトレンド、気になるネタは、Google Drive 正式発表

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2012年4月23日~2012年5月6日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. LogoLounge.com Article - 2012 Logo Trendshttp://www.logolounge.com/article.asp?aid=llPo

2012年のロゴデザインのトレンドについてまとめた記事です。ファビコンやアイコン作成の参考にもなると思います。

以下のカテゴリに分けて、ロゴの事例と解説が掲載されています。

  • アイコンの集合体
  • 半透明な重ね合わせ
  • 水彩絵の具風
  • ポテトチップのような形
  • (赤青メガネで見る)立体写真風
  • 焦点のコントロール
  • 織物のような重なり合い
  • ねじれ・もつれ
  • 芽をモチーフとしたもの
  • はがれた感じ
  • 彫刻された球
  • アプリのアイコン
  • モザイク細工
  • ねじれた円弧
  • 似通ったバリエーション
図1 2012年のロゴデザインのトレンド
図1 2012年のロゴデザインのトレンド

2. Rriver ≫ レスポンシブWebデザインのウェブサイトを半年運営してみて思ったことhttp://parashuto.com/rriver/responsive-web/maintaining-responsive-web-design-website

レスポンシブWebデザインのサイトを運営してみての、苦労や感じたことなどをまとめた記事です。

実際に制作・運営しての感想なので、実践的で興味深い内容となっています。

過渡的な技術であることもあって、悩ましい問題点が目立ちますが、この事例のケースではレスポンシブWebデザインを選択したことは正しかったとの言葉が賛同派には心強いですね。

図2 レスポンシブWebデザインのサイトを運営しての雑感など
図2 レスポンシブWebデザインのサイトを運営しての雑感など

3. 11 Responsive Web Design Grid Toolshttp://designerves.com/article/responsive-web-design-grid-tools/

レスポンシブWebデザインのグリッドシステムやグリッドジェネレーターを紹介しています。

いろいろなモジュールの揃ったTwitter Bootstrapのようなフレームワークを使うのもいいですが、グリッドシステムだけを使いたいという場合には、この手のものの方が便利でしょう。

図3 レスポンシブWebデザインのグリッドシステム/ジェネレーター
図3 レスポンシブWebデザインのグリッドシステム/ジェネレーター

4. 22 Full Width Websites for Inspiration - REPUBLICOF3 | REPUBLICOF3http://www.republicof3.com/22-full-width-websites-for-inspiration/

幅を可変させても背景画像が横幅いっぱいまで広がるWebサイトのギャラリーです。

レスポンシブWebデザインとはちょっと違い、パソコンをターゲットにして大きな画面サイズにいかに対応させるかというアプローチですね。

図4 横幅いっぱいまでコンテンツが広がるWebデザインの作例多数
図4 横幅いっぱいまでコンテンツが広がるWebデザインの作例多数

5. 18 Examples of Hand Drawn Web Page Design Elements | The Design Workhttp://www.thedesignwork.com/hand-drawn-web-page-design-elements/

手描き風のイラストや文字が使われたWebデザインのギャラリーです。

シンプルにモノクロで手描きイラストが使われているケースが多いようです。

図5 手描き風要素が使われたWebデザインのギャラリー
図5 手描き風要素が使われたWebデザインのギャラリー

そのほか、先週の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

  • LinkedIn、ビジネス向けコンテンツ共有プラットフォームを展開するSlideShareを1億1900万ドルで買収
    日本ではどちらもいまひとつマイナーですが、LinkedInがSlideShareを買収しました
  • Facebookメッセンジャーアプリ、リアルに近づく。相手が読んだことがわかるようになった
    まずはモバイルアプリから対応とのこと。既読通知されるのは便利ですね
  • Facebook投稿をブログ形式で保存する「FBログ」が登場 - ITmedia ニュース
    Facebookの自分の投稿を、あとで探しやすくアーカイブしてくれるサービスが登場しました
  • 先週の気になるWebサービス

    CssGradientButton - create css buttonhttp://cssgradientbutton.com/

    「CssGradientButton」は、CSS3によるグラデーションボタンを生成するWebサービスです。

    グラデーションはいくつかの種類があらかじめ用意されています。マウスオーバー時の色の設定もされているので、既存のグラデーションをベースに調整していくと作りやすいでしょう。もちろん、角丸、シャドウの設定もできます。

    作ったボタンには、個別のURLが生成されます。このURLをツイートできるようになっており、その際にはURLが短縮されるようになっていました。人に知らせることにそれほどメリットはないと思いますが、自分のメモとして残しておくのによさそうです。

    図6 CSSグラデーションボタンのジェネレーター
    図6 CSSグラデーションボタンのジェネレーター

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