週刊Webテク通信

2016年9月第1週号1位は、時代遅れにならないWebサイトレイアウトのアイデア、気になるネタは、Twitter、Webサイトに貼れるDM(ダイレクトメッセージ)ボタンの提供を開始

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2016年8月22日~8月28日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. 5 Website Layout Ideas That Never Get Old | Design Shackhttps://designshack.net/articles/layouts/website-layout-ideas/

時代遅れにならないWebサイトレイアウトのアイデアを5つ紹介しています。

  1. シンプルなグリッドにはめ込まれたメインイメージ
  2. 1ページ、1カラム
  3. 定義したグリッド
  4. 古典的なF字パターン
  5. 最小限の階層化
図1 時代遅れにならないWebサイトレイアウトのアイデア
図1 時代遅れにならないWebサイトレイアウトのアイデア

2. 11 Simple Tricks To Enhance Your Social Media Imageshttps://blog.bufferapp.com/social-media-design-tips

ソーシャルメディアで利用する画像を強化する、11のシンプルなテクニックをまとめています。

  1. バランス
  2. タイポグラフィ
  3. コントラスト
  4. スケール
  5. 近接
  6. 階層
  7. 繰り返し
  8. 方向
  9. 空間
図2 ソーシャルメディアの画像を強化するシンプルなテクニック
図2 ソーシャルメディアの画像を強化するシンプルなテクニック

3. Everything You Wanted to Know About Email CTA Buttons – Email Industry News – Mediumhttps://medium.com/email-industry-news/everything-you-wanted-to-know-about-email-cta-buttons-98807ab98806#.i5ie415z6

メールマガジンで使われるボタンについて、知っておくことを解説した記事です。

ボタンに関する以下の各項目について調査した結果が載っていて参考になります。

  1. サイズ
  2. 頻度
  3. 場所
  4. 使われる言葉
  5. 文字数

ボタンの色は青が1位、2位が緑でした。

図3 メールマガジンでのボタンについて
図3 メールマガジンでのボタンについて

4. The New Rules of Form Design | UX Boothhttp://www.uxbooth.com/articles/the-new-rules-of-form-design/

フォームデザインの新しいルールについて解説しています。

  1. 優先順位を付けて見やすくする
  2. 入力形式に合わせて楽に入力できる手助けをする
  3. 入力しなくてはいけない内容を可能な限り減らす
  4. 位置情報を活用する

2は、たとえば電話番号の入力の場合、スマホの場合数字キーボードにするとか、桁数に合わせて自動的に括弧やハイフンが入るといったことです。

図4 フォームデザインの新しいルール
図4 フォームデザインの新しいルール

5. The Olympics Of Olympics Graphics | Co.Design | business + designhttps://www.fastcodesign.com/3063169/infographic-of-the-day/the-olympics-of-olympics-graphics

オリンピックに関するグラフィックのオリンピックという記事で、金、銀、銅メダルに選ばれた3つのサイトが紹介されています。

金メダルとして紹介されているニューヨークタイムズのページは、リオオリンピックでのいくつかの競技を連続写真で紹介したものでした。

図5 オリンピックに関するグラフィックのオリンピック
図5 オリンピックに関するグラフィックのオリンピック

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を3つ紹介します。

先週の気になるWebサービス

Canvashttps://usecanvas.com/

Canvasは、リアルタイムで複数のメンバーで文書を作れるWebサービスです。同じ文書を複数メンバーで同時に入力・編集していくことが可能です。文書はHTML、マークダウン、JSON形式でダウンロードすることもできます。

マークダウン記法で入力したものがリアルタイムでプレビューでき、次の文字を入力するとマークダウンで書いた箇所が確定される(マークダウンのマークアップ部分が非表示になる)のが新感覚で面白いです。

最近iOSアプリが登場し、iOS端末でも使えるようになりました。iOS端末ではオフラインでも文書の作成・保存ができるので、マークダウンエディターとして使うのにもよさそうです。

図6 リアルタイムで複数のメンバーで文書を作れるサービス
図6 リアルタイムで複数のメンバーで文書を作れるサービス

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