週刊Webテク通信

2017年1月第3週号1位は、2017年のWebデザインのトレンド、気になるネタは、米Yahoo、社名を「Altaba」変更。検索・ニュース事業をVerizonに売却後、投資会社として存続

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2017年1月9日~1月15日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. Web design trends we can expect to see in 2017http://thenextweb.com/dd/2016/12/22/web-design-trends-can-expect-see-2017/

2017年のWebデザインのトレンドについてまとめた記事です。

  1. コンテンツの強調
  2. フラットデザインの終焉
  3. 幾何学的な図形、線、パターン
  4. 独創的なヘッダー
  5. デュオトーンのグラデーション
  6. アニメーションやアニメGIFの増加
  7. ナビゲーションを最小限に抑える
  8. マイクロインタラクション
  9. 手書きの要素の増加
  10. ホームページよりランディングページを重視する
  11. 図1 2017年のWebデザインのトレンド
    図1 2017年のWebデザインのトレンド

    2. Proto.io 2016 - A year of prototyping in reviewhttps://proto.io/year-in-review-2016/

    プロトタイピングツールのProto.ioが、2016年のプロトタイピングの傾向について発表しています。

    Android用とiPhone用でどちらのプロトタイプが多く作られたか、モバイル用とデスクトップ用ではどちらが多かったかなど、Proto.ioで作られたプロトタイプから統計を取った結果を紹介しています。情報の見せ方も面白いです。

    図2 2016年のプロトタイピングの傾向
    図2 2016年のプロトタイピングの傾向

    3. 15 Super Useful Typography Tools and Frameworkshttp://1stwebdesigner.com/typography-tools/

    タイポグラフィに関するツールとフレームワークを多数紹介しています。

    特定の幅に合わせて動的にフォントサイズを変更するフレームワークや、アンダーラインの問題を解決するスクリプトなど、テキストがらみの便利なツール類をまとめた記事です。

    図3 タイポグラフィに関するツールとフレームワーク
    図3 タイポグラフィに関するツールとフレームワーク

    4. Facebook Ad Specs and Image Sizes [Fully Updated for 2017]https://blog.bufferapp.com/facebook-ad-specs

    Facebook広告で使われる画像、動画のサイズや文字数などについてまとめています。

    5種類の広告タイプ別に細かく仕様を紹介しており、2017年現在での最新版とのことです。

    図4 Facebook広告の仕様のまとめ
    図4 Facebook広告の仕様のまとめ

    5. 20 Sketch Tutorials for Beginner Designershttp://line25.com/tutorials/sketch-tutorials-for-beginners-designers

    Sketchのビギナー向けのチュートリアルをまとめた記事です。

    WebデザインのためのグラフィックツールとしてすっかりおなじみになったSketchを、今から始めるという人にぴったりなチュートリアル記事を20個紹介しています。

    図5 Sketchのビギナー向けのチュートリアルいろいろ
    図5 Sketchのビギナー向けのチュートリアルいろいろ

    そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を3つ紹介します。

先週の気になるWebサービス

Namechk | Username, Domain & Trademark Searchhttps://namechk.com/

Namechkは、ブランド名や自分の名前などの文字列で、ドメイン名や各種Webサービスのアカウント名を取得できるかどうかを、一括で検索して教えてくれるサービスです。

ソーシャルメディアやWebサービスのアカウントが既に使用されていないかどうかまとめて確認できるので、ネーミングを考える場合などに便利です。あまり日本では話題になってないものも含め、とくかく大量のソーシャルメディア&Webサービスが掲載されています。

わたしがよく使っているアカウント名は他の人が使うことがほぼない名前なので、ここで検索して「このサービスにもユーザー登録してたんだ」と確認する用途にも使えて便利でした。

図6 ドメイン名やアカウント名を取得できるかどうか確認できるサービス
図6 ドメイン名やアカウント名を取得できるかどうか確認できるサービス

おすすめ記事

記事・ニュース一覧