2018年4月第2週号 1位は、ボタンのステータス（状況）によるデザインのヒント、気になるネタは、「Alexa」、決済機能「Amazon Pay」で米非営利団体への寄付が可能に

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2018年4月2日～4月8日の間に見つけた記事のベスト5です。

ボタンのステータス（状況）による変化をどうデザインするかについて、良い例、悪い例を挙げて解説しています。

標準時／ホバー時／押せないときなどの状況を正しく伝えるためのヒントがまとめられていて参考になります。

レスポンシブデザインの企業サイトの良い例を25サイト紹介しています。

見た目が素晴らしいレスポンシブなウェブサイトを作るためのヒントがまとめられていました。

最近のデザイントレンドを3つ紹介しています。

最近やらたと増えてきたUX/UIデザインツールを7つ紹介した記事です。

共同作業、プロトタイピング、インタラクティブデザイン、ユーザーテストの手助けになるようなツール類がまとめられています。

スマホやPCの画面に自分の作った画像を入れ込んだ、ハメコミ合成写真を作れるサービスです。デジタルデバイスだけではなく、ノートなどアナログな写真素材もあります。

フリーの素材もそれなりに揃っていますが、月額19ドルの有料プランにすると450近くの素材が使えます。この手の画像を毎月作るニーズはそんなに多くないと思うので、単品購入もできると良いかと思いますが…。

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

「困ってる人が助かれば」――「リニューアル後の国税庁サイト検索サービス」マネーフォワードが公開 - ITmedia NEWS
個人開発のURL変換に続き、マネーフォワード開発の検索サービスまで登場しました
GitHub、LINEスタンプ発売 - ITmedia NEWS
GitHubのオフィシャルキャラクターOctocatがLINEスタンプになりました
Snapchatにグループ動画チャット機能 - ITmedia Mobile
1度に16人まで参加可能。ちなみに音声チャットのみであれば32人まで参加できるそうです

先週の気になるWebサービス

Logobookはロゴ、シンボル、トレードマークをいろいろな切り口で探せるサービスです。モノクロのマークが大量に集められています。

文字、形、もの、自然、ビジネスといった大カテゴリに分かれており、それぞれの小カテゴリからロゴを絞り込むことができます。たとえば、「⁠A」をモチーフにしたロゴ、三角形を使ったロゴ、鳥をモチーフにしたロゴ、ホテルのロゴ、スポーツ関連企業のロゴ、などの探し方ができます。

クオリティが高いものばかりではない印象を受けますが、いろいろなカテゴリでマークがまとまっていて面白いです。眺めていると、ほとんどのパターンは出尽くしているように感じてきますが…。日本のロゴやマークを集めたこういったサイトがあると便利だと思いました。

米国では、Amazon Echoに「Alexa、米国がん協会に10ドル寄付して」みたいに話しかけるだけで寄付できるようになったそうです。決済にはAmazon Payを利用します。

それほど画期的ではありませんが、寄付へのハードルがかなり下がりそうです。Alexaを使った個人間送金に対応する予定もあるとのことですが、スマートスピーカーでの音声による決済は今後盛り上がりそうに思えます。

それと同時に、セキュリティ面への配慮や機能強化が必要でしょうし、詐欺なども起こる予感がします。日本ではスマートスピーカーよりAIスピーカーという呼び名が普及していますが、「⁠AIスピーカー詐欺」というと、AIを使った詐欺みたいですね。