週刊Webテク通信

2018年11月第2週号1位は、ハンバーガーメニューとメガメニューを組み合わせたサイトデザインの実例、気になるネタは、第2世代「Apple Pencil」ワイヤレス充電対応、側面タップでツール切り替え

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2018年10月29日~11月4日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. The Hamburger & Mega-Menu Combination Design Trendhttps://speckyboy.com/hamburger-mega-menus/

ハンバーガーメニューとメガメニューを組み合わせたサイトデザインの実例をまとめた記事です。

批判もあるけれど利便性も高く、なんだかんだで生き残ってきたハンバーガーメニュー。モバイル向けを前提としたシンプルなメニューが多かったのですが、最近はPCの全画面用に凝ったメニューも増えてきています。

そこで、ハンバーガーメニュー&メガメニュー(項目が多かったりサイズが大きいメニュー)を使っているサイトの中から、デザイン的に優れたものを紹介しています。

図1 ハンバーガーメニューとメガメニューを組み合わせたサイトデザインいろいろ
図1 ハンバーガーメニューとメガメニューを組み合わせたサイトデザインいろいろ

2. Mobile Patterns - UI UX Inspirational Gallery for iOS and Androidhttps://www.mobile-patterns.com/

モバイルアプリのUI/UXの事例がたくさん見られるギャラリーサイトです。

アプリのカテゴリ、行うアクション、ナビゲーションの種類、⁠ロード中などの)状態など、いろいろな観点から絞り込めます。

登録されているほとんどの画面イメージは動画になっていて、操作イメージがわかりやすいです。カーソルを合わせるだけで再生されるのも便利です。

図2 モバイルアプリのUI/UXのギャラリーサイト
図2 モバイルアプリのUI/UXのギャラリーサイト

3. Free Styleguide Templates for Your Web Projects - 1stWebDesignerhttps://1stwebdesigner.com/free-styleguide-templates/

スタイルガイドを作るためのサービスやテンプレート素材を紹介しています。

大きく分けると、デザインの初期段階でクライアントと確認するためのものと、実際の制作時にデザイナーと開発者で使うものの2種類あります。

図3 スタイルガイドを作るためのサービスやテンプレート
図3 スタイルガイドを作るためのサービスやテンプレート

4. Learning the basics of Adobe XD in one hour – DRILL – Mediumhttps://medium.com/drill/learning-the-basics-of-adobe-xd-in-one-hour-3537f3ac02a3

Adobe XDの使い方を、初心者向けに解説した記事です。

  • プレビューを見る
  • スプラッシュスクリーンを作る
  • プロフィール画像を選ぶ
  • ブログ記事のリストを増やす
  • スクロール
  • インタラクティブ性を設定
  • プロトタイプを共有してフィードバックをもらう
  • 画像を書き出す
図4 初心者向けのAdobe XDの使い方
図4 初心者向けのAdobe XDの使い方

5. A design tool that is also a developer tool. Introducing profiles in Hadron.https://blog.prototypr.io/a-design-tool-that-is-also-a-developer-tool-introducing-profiles-in-hadron-c04537d159a8

開発ツールでもあるデザインツール「Hadron」の紹介記事です。

デザイナービューとデベロッパービューがあり、デザイナービューでは、SketchやAdobe XDのような操作感でデザインできます。

また、デベロッパービューでは、ブラウザのデベロッパーツールのようにプレビューを見ながらHTML、CSSなどのコードを書けます。

現在まだプレビューバージョンで、早期アクセスのリクエストを受け付けています。

図5 開発ツールでもあるデザインツール「Hadron」の紹介
図5 開発ツールでもあるデザインツール「Hadron」の紹介

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Promomatic - Easily create beautiful app store assetshttps://www.promomatic.com/

Promomaticは、アプリの紹介画像を簡単に作れるサービスです。App StoreやGoogle Play ストアのアプリ紹介に使える画像を生成できます。

スクリーンショットの画像ファイルさえあれば、スマホの画面にハメコミ合成して、キャッチコピーなどのテキストを入れたデザインを作れます。背景色や背景画像、フォント、テキストサイズ、テキスト色など細かくカスタマイズできます。

完成した画像を高解像度でダウンロードするのは有料です。料金表には1つ2ドルと書いてありますが、実際にやってみると1ドルと表示されました。期間限定で1ドルなのかもしれません。アプリストアのアプリ紹介だけでなく、ソーシャルメディアで使う画像用に使っても便利だと思います。

図6 アプリの紹介画像を簡単に作れるサービス
図6 アプリの紹介画像を簡単に作れるサービス

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