週刊Webテク通信

2019年11月第2週号1位は、Font Awesomeのアイコンを全てカバーするラインアイコンのセット、気になるネタは、アクティブノイズキャンセリング対応の「AirPods Pro」10月30日に登場 2万7800円

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2019年10月28日~11月3日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. Line Awesome — Free Beautiful Icon Fonthttps://icons8.com/line-awesome

Font Awesomeのアイコンを全てカバーする、ラインアイコンのセットです。基本的に有料になったFont Awesomeに対抗して、Icon8が無料で提供しています。

CDNから読み込ませることも、ダウンロードして自分の管理するサーバーにアップして使うことも可能です。

最近のIcon8は、アイコンだけでなく、写真コラージュを作るPhoto Creator、イラストを配置して画像を作るVector Creatorを立て続けにオープンするなど、勢いが感じられます。

図1 Font Awesomeのアイコンを全てカバーするラインアイコンのセット
図1 Font Awesomeのアイコンを全てカバーするラインアイコンのセット

2. Uncommon Use Cases For Pseudo Elementshttps://ishadeed.com/article/unusual-use-cases-pseudo-elements/

CSS擬似要素の一般的ではない使用法をまとめています。

after擬似要素を使ってクリックできる範囲を広げる方法、before、afterを使って複雑な影をつけたり、センター揃えのテキストの左右に罫線を引くなどの例がありました。

図2 CSS擬似要素の一般的ではない使用法いろいろ
図2 CSS擬似要素の一般的ではない使用法いろいろ

3. 10 best premium UI kits for web designers | Webflow Bloghttps://webflow.com/blog/ui-kits

ウェブデザイナーのためのプレミアムなUIキットをまとめた記事です。

ウェブサイトビルダーのWebflowで使えるものを取り上げており、Webflowを使えばFigmaやSketchなどのデザインツールを使うことなく、UIキットをもとにウェブサイトが作れるとのことです。

図3 ウェブデザイナーのためのプレミアムなUIキット集
図3 ウェブデザイナーのためのプレミアムなUIキット集

4. Scandinavian Color Trends - Muzli - Design Inspirationhttps://medium.muz.li/scandinavian-color-trends-82887f3d6baf

北欧風の配色のサイトのギャラリーです。

北欧風のカラーパレットへのリンクもありました。

図4 北欧風の配色のサイトのギャラリー
図4 北欧風の配色のサイトのギャラリー

5. 20+ Best iPhone 11 Mockups (PSD, AI & Sketch) | Design Shackhttps://designshack.net/articles/inspiration/iphone-11-mockups/

iPhone 11のモックアップを20種類以上まとめた記事です。

PSD、AI、Sketch形式のiPhone 11、11 Pro、11 Pro Maxのモックアップ素材をダウンロードできるページを紹介しています。

図5 iPhone 11のモックアップいろいろ
図5 iPhone 11のモックアップいろいろ

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Buy Me A Coffee – Give your audience a way to thank youhttps://www.buymeacoffee.com/

「Buy Me A Coffee」は、YouTuberやアーティスト、ミュージシャンなどが収入を得るための仕組みを提供しています。支援する人の決済方法はPayPalでした。

いわゆる「投げ銭」と日本で呼ばれる形式で、コーヒー1杯の3ドルが基準となっています。専用のページを作って、そこで支援を受け付けるとともに、支援者からメッセージを受け取ることも可能です。メッセージに返事もできます。

個人でネットを介してお金を受け取れる仕組みはいろいろありますが、こういったプラットフォームの方が払う側には安心感があると思います。手数料は5%取られるようです。

図6 投げ銭形式で支援を受け付けるページが作れるサービス
図6 投げ銭形式で支援を受け付けるページが作れるサービス

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