週刊Webテク通信

2020年3月第4週号1位は、デザインにおけるストーリーテリングの10のヒントと事例、気になるネタは、iPadOS 13.4、3月24日にリリース決定。Magic Trackpadなど既存トラックパッドやマウスも利用可能

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2020年3月16日~3月22日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. What Is Storytelling in Design? 10 Tips & Examples | Design Shackhttps://designshack.net/articles/graphics/storytelling-in-design/

デザインにおけるストーリーテリングについて、10個のヒントと事例を紹介しています。

  1. インタラクティブな体験を作る
  2. テキストを使用する
  3. ゲームをプレイする
  4. 「誰が」「なぜ」を説明する
  5. ユーザーに納得してもらう
  6. 視覚的なテーマを確立する
  7. 感情に訴える
  8. 音を使う
  9. ユーザーのために作る
  10. 信憑性を見せる
図1 デザインにおけるストーリーテリングの10のヒントと事例
図1 デザインにおけるストーリーテリングの10のヒントと事例

2. Everything About Auto in CSShttps://ishadeed.com/article/auto-css/

CSSの値としてマージン、位置、高さ、幅などに使える「auto」に関するガイドです。autoがどう機能するかと、活用方法についてまとめています。

flexbox、CSS Gridでの自動マージンの使い方など、理解しておきたい情報が満載です。

図2 CSSの「auto」に関する完全ガイド
図2 CSSの「auto」に関する完全ガイド

3. Neumorphism and CSS | CSS-Trickshttps://css-tricks.com/neumorphism-and-css/

ニューモーフィズムデザインをCSSで実装する方法を解説しています。浮いているのではなく盛り上がっているように見える、ニューモーフィズムの特徴である効果をbox-shadowで実現しています。

ニューモーフィズムのUIを使いすぎると視覚的な階層が理解しにくくなるので、重要な部分のみに使った方がいいとのことでした。

図3 ニューモーフィズムをCSSで実装する方法
図3 ニューモーフィズムをCSSで実装する方法

4. Exciting New Tools for Designers, March 2020 | Webdesigner Depothttps://www.webdesignerdepot.com/2020/03/exciting-new-tools-for-designers-march-2020/

デザイナーのためのエキサイティングなツールをまとめた記事です。ウェブサービス、アプリ、チュートリアル、フォントなどを紹介しています。

有名なサービスの類似サービスをまとめたOpensource Builders、動画の背景を自動切り抜きするUnscreenなど、興味深いものがいろいろ掲載されていました。

図4 デザイナーのためのエキサイティングなツールいろいろ
図4 デザイナーのためのエキサイティングなツールいろいろ

5. 9 FontAwesome Alternatives That Are Equally As Good - Hongkiathttps://www.hongkiat.com/blog/free-font-icons-to-bookmark/

FontAwesomeの代わりになるアイコンセットをまとめています。FontAwesomeと同様の使い勝手とはいきませんが、無料で使えるものが揃っています。

Twitterの絵文字アイコンやマテリアルデザインのアイコンもありました。

図5 FontAwesomeの代わりになるアイコンセットまとめ
図5 FontAwesomeの代わりになるアイコンセットまとめ

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Animockup — Free Animated Mockup Makerhttps://animockup.com/

Animockupはアニメーションするモックアップを作れるサービスです。スマホやスマートウォッチ、パソコンの画面にムービーをはめ込んで、GIFアニメかWebm、mp4でダウンロードできます。

モックアップとして選べるデバイスはAppleのもの中心に20種類くらいあります。はめ込む動画はあらかじめmp4、mov、webmフォーマットで用意しておきます。5MBまでの動画しかアップできません。

背景色を変えたり、文字を入力することも可能です。画像を追加できますが、動画より前面に表示されるので背景には使えません。ロゴなどを入れるためなのでしょう。今のところ無料で使えて、ウォーターマークが入ったりもしません。

図6 アニメーションするモックアップを作れるサービス
図6 アニメーションするモックアップを作れるサービス

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