2020年10月第2週号 1位は、UIデザインの危険なトレンド、気になるネタは、Hameeが小学生向け“プレスマホ”を発表月額1000円で1GB、Google Playにも対応

ネットで見かけたWebテク（Webテクニック・Webテクノロジー）記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2020年9月28日～10月4日の間に見つけた記事のベスト5です。

いま使用するのは危険なUIデザインのトレンドを5つ紹介した記事です。あまりにも多く使われすぎているので、独創性が感じられず認識されにくくなるとのことです。

画像をレスポンシブ対応させる方法を解説しています。

Webサイトにすぐに追加できる画像スライダーをまとめた記事です。

以下の2種類にわけて多数のスライダーを紹介しています。

線だけで作られたSVGアイコンセットを4つ紹介しています。いずれも無料でオープンソースです。

各アイコンのSVGのコードをコピーして使えます。サイズや色、線の太さなどをカスタマイズできるアイコンセットもあります。

インスピレーションを得られそうなWebデザインのギャラリーです。

特大サイズの文字を使っているサイトや、文字だけで構成されたサイトなど、文字の扱いに特徴のあるサイトが目につきました。

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

Visual Studio Code時代の到来 - ITnews
Visual Studio Codeはテキストエディタのスタンダードな存在となり、今後もその天下は続きそうと語る記事です
グルーポン日本撤退参入から12年過去に「スカスカおせち問題」も - ITmedia NEWS
まだやってたんだという声も多いようですが、日本撤退とのことです
Facebook、「⁠Messenger」と「Instagram」間のメッセージ交換を可能に - CNET Japan
家族や友人との連絡手段として便利なケースはあるかもしれません

先週の気になるWebサービス

Synthesiaはテキストを元に人が喋っている動画を作れるサービスです。現在38の言語をサポートしていて、日本語も含まれています。

AIで生成されているんだと思うのですが、10人の人物を選び原稿を読んでもらえるそうです。人物の位置やサイズ、背景画像をカスタマイズできます。

デモページでお試しできるのですが、自然な口の動きで日本語を話してくれました。とはいえ、顔は欧米人なので違和感はあります。お試しでは3人からしか選べなかったのですが、たぶんほかにもアジアっぽい顔立ちの人はまだいなさそうです。

小学生をターゲットにしたスマートフォン「HAMIC POCKET（ハミックポケット⁠）⁠」が発表されました。端末は1万5000円で月額1000円というわかりやすくリーズナブルな料金設定です。

子供にスマホを持たせたいけど、SNSトラブルやアプリの高額課金が心配という保護者に向けて、キッズケータイとスマホのいいところどりをした安心安全な「プレスマホ」として開発されたとのことです。

キッズケータイではおなじみの、ひもを引っ張る防犯ブザー機能も付いています。OSはAndroidで端末の初期設定の際には、「⁠Googleファミリーリンク」の設定手順が必要とのこと。親にはある程度の知識は必要そうですね。