週刊Webテク通信

2021年2月第1週号1位は、Clubhouseのアイコンにも使われている「スーパー楕円」ボタンの作り方、気になるネタは、いらすとや、2月より毎日更新を一時停止‐「ここ数年、ほとんど休みがなかった」

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から、Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は、2021年1月25日~1月31日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. How to create a super-ellipse CSS button based on Lamé curve | by Cohan Carpentier-Larivière | codebursthttps://codeburst.io/how-to-create-a-super-ellipse-css-button-based-on-lamé-curve-1b5c246506c3

ラメ曲線を使ったスーパー楕円によるボタンの作り方を解説しています。ラメ曲線やスーパー楕円という言葉にはなじみがない人が多いと思いますが、今話題のClubhouseのユーザーアイコンの形といえばピンと来るかもしれません。

この記事でのCSSによるスーパー楕円ボタンの作り方は、角丸を作った上で::beforeと::afterを使って塗り足しています。

スーパー楕円についてはこんな記事もありました。

図1 スーパー楕円によるボタンの作り方
図1 スーパー楕円によるボタンの作り方

2. Flexbox-Guidehttps://flexbox-guide.vercel.app/

Flexboxの各プロパティの値を変えることで表示がどうなるかを確認できるページです。できたコードをコピーできます。

下の方にある「flex items」からアイテム数を増減させたりアイテムの高さを変更できます。アイテムの幅も変更したいところですが、それはできません。

図2 Flexboxの表示を確認できるガイドページ
図2 Flexboxの表示を確認できるガイドページ

3. SVG Tutorial: How to Code SVG Icons by Hand | Aleksandr Hovhannisyanhttps://www.aleksandrhovhannisyan.com/blog/svg-tutorial-how-to-code-svg-icons-by-hand/

SVGアイコンをコーディングする方法を詳しく解説した記事です。

以下の形状を描く方法をレクチャーしています。

  • Lines(線)
  • Polylines(ポリライン)
  • Circles(円)
  • Polygons(多角形)
  • Curved paths(曲がったパス)
図3 SVGアイコンをコーディングする方法
図3 SVGアイコンをコーディングする方法

4. How we migrated our design team to Figma | by Alexander Fandén | Jan, 2021 | UX Collectivehttps://uxdesign.cc/how-we-migrated-our-design-team-to-figma-42f7c15892ff

デザインチームの使用ツールをFigmaに乗り換えた話です。Figmaはカバーする範囲が広いので、今まで使っていたいくつかのツールをキャンセルし、Figma、Principal、Miroに絞ることでコストダウンになったとのことでした。

乗り換え前、後のツールそれぞれについてコストやFigmaで代替可能かどうかがまとめてあり、参考になります。

図4 デザインチームの使用ツールをFigmaに乗り換えた話
図4 デザインチームの使用ツールをFigmaに乗り換えた話

5. Vector Mockups Library 3.0 – Figmahttps://www.figma.com/community/file/932988441106466941

Figma用のベクターベースのモックアップのライブラリです。Figma Communityに素材としてアップされています。

iPhone、Galaxy、Apple Watch、iMac、MacBookなどのデバイスと、Safari、Chromeのブラウザウィンドウがありました。

図5 Figma用のベクターベースのモックアップのライブラリ
図5 Figma用のベクターベースのモックアップのライブラリ

そのほか、最近の記事の中から、気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Numbr https://numbr.dev/

Numbrはブラウザ上で使える計算機です。文章や式で計算させることができるのば便利なんですが、英語にしか対応していないはずです。

「1+2-3/4*5」のように式を書いて計算できますし、%や^(累乗)なども使えます。通貨計算もできて「$100 in JPY」と書けば100ドルが円でいくらかの結果を表示します。計算機能もあるドキュメント作成ツールでもあり、作ったドキュン面とを共有できます。

文章で計算できるアプリはいくつかあって個人的に気になっていたのですが、有料のものばかりで二の足を踏んでいました。Numbrは機能的にはそれらのアプリに足りてない部分もありますが、無料でブラウザ上で使えるところがありがたいです。

図6 式や文章から計算するブラウザ上で使える計算機
図6 式や文章から計算するブラウザ上で使える計算機

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