週刊Webテク通信

2021年6月第1週号 1位は,UIとUXのちょっとしたテクニック,気になるネタは,Google,Googleフォトの5月末の無制限無料終了に向けて「高画質」の呼び方を変更

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

ネットで見かけたWebテク(Webテクニック・Webテクノロジー)記事から,Webデザイナーの目で厳選したネタを週刊で紹介するこのコーナー。今回は,2021年5月24日~30日の間に見つけた記事のベスト5です。

1. UI & UX Micro-Tips: Volume Five. | Marc Andrewhttps://marcandrew.me/ui-ux-micro-tips-volume-five/

UIとUXのちょっとしたテクニックをまとめています。

  1. 計算で導き出した見出しサイズやグリッドのルールを場合によっては破ってもよい
  2. フォームのエラーメッセージを理解しやすいものにする
  3. ロード中に何が起きているのかがわかるようにする
  4. アクションを実行したときに何が起きるかを説明する
  5. タブバーには重要な項目だけを入れる
  6. ドロップダウンに重要なアクションを隠さない

図1 UIとUXのちょっとしたテクニック

図1 UIとUXのちょっとしたテクニック

2. 7 Modern Website Design Examples (and What You Can Learn From Them) - Usability Geekhttps://usabilitygeek.com/7-modern-website-design-examples-and-what-you-can-learn-from-them/

7つの時流に乗ったWebサイトから,コンバージョンとエンゲージメントを高める方法を学ぼうという記事です。

Mailchimp,Tesla,Amazon,Netflixなどのサイトを取り上げて,色,余白,タイポグラフィ,画像,コピー,ボタンなどのデザインの工夫について解説しています。

図2 7つの時流に乗ったWebサイトのデザイン例

図2 7つの時流に乗ったWebサイトのデザイン例

3. 2021 Logo Trend Report | Articles | LogoLoungehttps://www.logolounge.com/articles/2021-logo-trend-report

2021年のロゴのトレンドのレポートです。15種類のカテゴリにわけてトレンドを紹介しています。LogoLoungeに寄せられた3万5千以上のロゴからカテゴライズされた中から選ばれた,いろいろなロゴデザインが見られて興味深いです。

トレンドのひとつとして,バリアブルフォントを使ったロゴもありました。

図3 2021年のロゴのトレンドレポート

図3 2021年のロゴのトレンドレポート

4. 20 Best New Websites, May 2021 | Webdesigner Depot Webdesigner Depot » Blog Archivehttps://www.webdesignerdepot.com/2021/05/20-best-new-websites-may-2021/

5月の新しいWebサイトから,おすすめの20のサイトをまとめた記事です。

ブルータリズムが効果的に使われた例,フルスクリーンの没入型サイトなどを紹介しています。柔らかい色合いのシンプルなサイトが流行っているようにも感じました。

図4 おすすめの新しいWebデザインいろいろ

図4 おすすめの新しいWebデザインいろいろ

5. Trendy Gradients in Web Designhttps://www.awwwards.com/gradients-in-web-design-elements.html

Webデザインで流行しているグラデーションについて,その例やアイデアを紹介しています。最近は,ホバー,タイトル,3D要素,アイコンなどのサブ的な要素にグラデーションが使われるのがトレンドのようです。

CSSでグラデーションを作るための便利なツールも多数掲載していました。

図5 Webデザインで流行りのグラデーションについて

図5 Webデザインで流行りのグラデーションについて

そのほか,最近の記事の中から,気になるニュース記事を紹介します。

先週の気になるWebサービス

Podcastlehttps://podcastle.ai/

Podcastleはブラウザ上でポッドキャストの録音,編集ができるサービスです。面白いのは,テキストの音声読みあげと,音声からのテキスト変換の両方ができるところです(※日本語には非対応⁠⁠。

音声をテキスト変換したあと,テキストから単語を削除するとその部分の音声も消えます。テキストから音声の編集ができて便利ですが,Descriptのようにテキストを修正したらそれっぽく喋ってくれる機能はありません。

AIで音声のノイズ除去やノーマライズなどを自動で行ってくれる機能もあります。最近のポッドキャスト編集ツールのトレンドは押さえているので,ぜひ日本語対応を期待したいです。

図6 ポッドキャストの録音,編集ツールPodcastle

図6 ポッドキャストの録音,編集ツールPodcastle

図7 Podcastleの編集機能の紹介ページ

図7 Podcastleの編集機能の紹介ページ

今週の気になるWebネタ

Google,Googleフォトの5月末の無制限無料終了に向けて「高画質」の呼び方を変更 - ITmedia NEWShttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/25/news074.html

6月1日でGoogleフォトの「⁠⁠高画質』でアップロードしたファイルは保存容量にカウントされない」ルールが終了しました。そこで「高画質」の呼び名も変更されることになります。

英語では「storage saver」で日本語は「保存容量の節約画質」だそうで,どうしても日本語だと冗長になってしまいますね。これまでの「元の画質」「高画質」よりは,区別はわかりやすくなったと思います。

なお,5月31日までにアップロードした「高画質」の画像は,6月からも容量にはカウントされないのでご安心を。また,Googleフォトのスマホアプリからセブンイレブンのコピー機で印刷できるようになりました。このタイミングで始まったのは,別のサービスに移行しないための引き留めの意味もあるんでしょうね。

著者プロフィール

アシカガコウジ

フリーのWebデザイナー&ライター。ポッドキャスト「アシカガCAST」でデジタル活用のヒントを発信中。シャープMZ-80Bからのパソコンユーザーで,Macintosh IIciからのMacユーザーでApple好き。Webテク情報やツール(ソフトウェア)の案内,デジタル活用情報をまとめた「アシカガノオト」をNotionで公開しています。

http://bit.ly/ashikaganote