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2008年8月6日Google Maps 東京近郊ストリートビュー登場、Google検索で天気予報、Google Translation Centerで人力翻訳

heads-up

Google Maps Tokyo Street View

Google Mapsに東京都および周辺地域、一部地域のストリートビューが追加されました。ストリートビュー機能を使うにはFlash9が必要です。かなり詳細にデータが用意されていることがわかります。

図1 Google Maps - ストリートビューで東京タワーを見ているところ
図1 Google Maps - ストリートビューで東京タワーを見ているところ

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Google Search for Weather

Google検索(日本版のほうhttp://www.google.co.jp/に、天気予報を検索する機能が追加されました。地名と天気というキーワードを入力して検索すると天気予報が表示されます(.comの方では日本国内の天気予報は検索しても表示されません⁠⁠。ガジェットも用意されていますのでiGoogleに追加していつでもチェックできるようになります。

図2 Google検索で京都の天気を検索した結果
図2 Google検索で京都の天気を検索した結果

ただし、iGoogleガジェットについては他にもいくつか天気予報ガジェットが用意されているため、Google純製のガジェットよりも他のガジェットのほうがニーズにフィットするかもしれません。追加する場合には他のガジェットについても調べてみてください。

Google Translation Center

Googleは機械翻訳をGoogle翻訳として提供しています。今のところ日本語と英語以外にアラビア語、ブルガリア語、中国語(簡体⁠⁠、中国語(繁体⁠⁠、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ギリシャ語、ヒンディー語、イタリア語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語、スウェーデン語、ポルトガル語をサポートしています。

翻訳ブラウザボタンにおいてブックマークレットも提供されており、相互に翻訳が可能です。まったく読めない言語のサイトの中身を推測する場合などに便利です。

Google翻訳は便利な機能で、特定の言語間では実にまともな翻訳を行いますが、英語から日本語への翻訳などはあまり良い結果を期待できません。

図3 Google Translation Center
図3 Google Translation Center

Googleでは翻訳に対する別のアプローチとしてGoogle Translation Centerの開発を進めています。これはGoogle翻訳のような機械翻訳ではなく、手作業による翻訳の場所とツールを提供するものです。翻訳してほしいドキュメントと翻訳対象を選択したら翻訳家(商用、ボランティア双方含む)に依頼を出すというものです。Webアプリケーションとしても機能し翻訳作業用アプリケーションとしても活用できるようです。

いつごろサービスが開始されるのか、実際にサービスがうまく機能するのかはまだわかりません。同取り組みが成功した場合、自身のコンテンツを自国の言語のみならず多くの言語(たとえばGoogleの標準対応となっている40言語)に展開しやすくなります。今後の取り組みに注目しておきたいところです。

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