新年あけましておめでとうございます。2010年は3回目とも4回目ともいわれる
しかし
本稿では,
2009年に注目を集めたのはKindleやそのライバル機にあたる数々の読書端末でしたが,
プラットフォーム
プラットフォームは土台を表す言葉ですが,
著者や出版社は
フォーマット
フォーマットは電子出版物のデータ形式です。昨年はアップルやグーグルなどが採用するEPUBというオープンなフォーマットが日本でも注目を集めるようになりましたが,
もう一つ,
環境整備はまだまだ続く
ここまで,
昨年,
- 国内ファイルフォーマット
(中間 (交換) フォーマット) の共通化に向けた環境整備 - 書誌情報
(MARC等) フォーマットの確立に向けた環境整備 - メタデータの相互運用性の確保に向けた環境整備
- 記事,
目次等の単位で細分化されたコンテンツ配信等の実現に向けた環境整備 - 電子出版のアクセシビリティの確保
- 書店を通じた電子出版と紙の出版物のシナジー効果の発揮
- その他電子出版の制作・
流通の促進に向けた環境整備 - EPUB 日本語拡張仕様策定
- 研究・
教育機関における電子ブック利用拡大のための環境整備 - 図書館デジタルコンテンツ流通促進プロジェクト
- 電子出版の流通促進のための情報共有クラウドの構築と書店店頭での同システムの活用施策プロジェクト
DRM
前述のプロジェクトに課題としてあがらなかったものにDRMがあります。例えオープンなフォーマットが利用可能であったとしても,
反対に違法コピーが可能な形態での販売では,
しかし決して破られないDRMは存在しないと言われています。高い性能を持つDRMほど導入コストがかかり,