2009年8月7日、Web業界の第一線で活躍するmount inc.のアートディレクター Jeong-ho Im(イム・ジョンホ)氏と、RAKU-GAKIのアートディレクター 西田幸司(ニシダコウジ)氏による「2人のアートディレクター 仕事・生き方・考え方」が開催された。
普段私たちが目にするのは完成されたコンテンツだか、いったい一つのコンテンツができあがるまでに、どのような課程があり、どれだけの人間が関わり、どのような考え方でクリエイティブが生み出されていくのか? 2人の全くスタイルの異なる作品をもとに、それぞれの制作過程に迫るセッションとなった。
今回のイベントでは、実際のクライアント案件を取り上げた内容のため、詳細のレポートはお伝えできないが、会場の様子をイメージ写真でお届けしよう。
問題解決のためのデザイン・プロセス
Session 1では、Jeong-ho Im氏の手がけたWebサイト「Shanghai World Financial Center」の制作過程をもとに、「なぜ、このような写真になったのか」「なぜ、このようなインターフェースになったのか」など、それぞれの場面で起こった問題を取り上げ、その問題解決のために実際に行ったことを中心にお話しがあった。
異業種の人達とモノを作る
Session 2では、西田幸司氏の手がけたWebサイト「Life Kids 三井に住んでます」とミュージシャンKashiwa daisuke氏のCDジャケットデザイン」の制作過程をもとに、フリーランスのクリエイターとして、他のクリエイターと一緒にどのようにモノ作りに取り組むかについてお話しがあった。
(2009/8/17 ロクナナワークショップ イベント運営事務局)