Azure×EC-CUBEでお手軽ネットショップ構築
第9回 [開発合宿]Microsoft AzureのADを利用し,EC-CUBE/ポータルサイトでシングルサインオンを実現
今回開発したもの
今回は,
実際の作業内容
まずSSOするためのEC-CUBEのサイトとポータルサイトを作成します。
Microsoft Azureの管理画面から,
これでSSOを行う2つのWebサイトの作成は完了です。
次にAzureのActiveDirectory
開発中のアプリケーションの追加を選択し,
作成後に,
アプリケーションは合計2つ,
これでADの設定は完了になります。
最後に,
下記のような形でADへリクエストを投げます
GET https://login.windows.net/※1/oauth2/authorize?クエリ情報※2
※1は,
※2は,
client_ | アプリケーションに書いてあるクライアントID |
---|---|
response_ | 「form_ |
response_ | 今回は |
scope | とりあえず |
state | 帰り値が正しいかの認証用/ |
nonce | 同上 |
送信する項目に関しては過不足があるかもしれません。
承認を投げ,
受け取り側でWebサイト内のログイン処理を行えば完了になります。返り値としてパスワードは返ってこないためメールアドレスのみでのログインを行います。
上記でEC-CUBEのログインは完了ですが,
Webサイト側の細かい処理に関しては割愛させていただきます。
開発のポイントと苦労した点
開発のポイント
EC-CUBEとポータルサイトでのSSOができるようになりましたが,
苦労した点
AzureのADのAPIドキュメントが少なく,
今回はそこまで手が回りませんでしたが,
感想
今回はとても貴重な経験をさせていただきました,
バックナンバー
Azure×EC-CUBEでお手軽ネットショップ構築
- 第11回 [開発合宿]EC-CUBEへの動画レビュー投稿機能の実装
- 第10回 [開発合宿]Microsoft Azure ADのアカウント機能を使用した,複数サイトへのシングルサインオン
- 第9回 [開発合宿]Microsoft AzureのADを利用し,EC-CUBE/ポータルサイトでシングルサインオンを実現
- 第8回 [開発合宿]半日でAzure上にネットショップを作ってみた
- 第7回 [開発合宿]Azure+EC-CUBEでマルチサイト構成を組んでみた
- 第6回 [開発合宿]EC-CUBEとMicrosoft Dynamics CRMの連携
- 第5回 [開発合宿]Microsoft Azure WebサイトにおけるEC-CUBEの最適化
- 第4回 [開発合宿]EC-CUBE 2.13をSQL Databaseに対応させる
- 第3回 [開発合宿]EC-CUBE×Microsoft Azure用LinuxサーバをAzureに作ってみた
- 第2回 EC-CUBE×Microsoft Azure開発合宿レポート~ECの未来へ