サクセスストーリーに続く、快適サーバー運用管理のヒント!

第7回(事例①)本番運用の直前にスペック不足が判明
ホスティング業者の適切な対応で問題解決

迫りくる課題をマネージドサーバーで解決してきた全6回までに続き、今回からはより具体的な内容に踏み込み、事例形式でマネージドサーバーを紹介してまいります。最初の事例は、システムリニューアルのトラブル。リニューアル後に、想定ユーザー数の見積もり違いでアクセスが集中し、サーバーの処理が追いつかないという事態に。その時、マネージドホスティングなら・

本業に社内のリソースを集中させるため、マネージドサーバーを採用

マネージドサーバーの導入の件で相談を受けていたBさん。日頃から何かと相談に乗ってくれるホスティング業者さんから電話があり、⁠事例集ができたのでみてください」とのこと。そこで、早速、話を聞くことになりました。

ホスティング業者:「お電話した通り、事例集ができあがったんですよ⁠⁠。

Bさん:「どんな内容か、すごく楽しみですね。事例は、具体的な問題点や解決法が載っているので、運用管理に役立つんですよ⁠⁠。

ホスティング業者:「そうですね。だから、事例を作ってという声が多くて・。今回は出版社にも協力してもらって制作しました。作成した事例は全部で6つです⁠⁠。

Bさん:「早く見せてほしいな⁠⁠。

ホスティング業者:「わかりました、それでは、最初の事例として、システムリニューアルのトラブルを紹介します⁠⁠。

【A社の事例:システムリニューアルのトラブル】

A社は、インターネットを通じた商品販売およびサービスを提供する企業で、従業員数は数十名、業務システムは自社プログラマーが開発しています。

A社では、以前からショップシステムを共用サーバーで運用していましたが、ここ最近ユーザー数が増加したことから、共用サーバーでの運用に限界を感じ、新システムの検討を開始しました。そこで、共用サーバーから専用サーバーへと変更。さらに、自社開発のオリジナル・システムで運用を行うことに決めました。また、専用サーバーに関しては保守・管理などを行ってくれるマネージドサーバーを利用することにしました。

A社の担当者によると、⁠予算の問題もあって、自社でサーバーを立てるのではなく、共用サーバーから専用サーバーへと変更しましたが、ショップシステムそのものは、自社のプログラマーが開発を担当しました。自社内にも技術者はいますが、それは本業として売上を生む大切なリソースです。そこで自前でサーバーを運用までを行って中途半端にその貴重なリソースを割くよりも、専門のホスティング業者に運用管理をアウトソースする方がずっと効率的だと考えて、マネージドサーバーの利用を決めました」とのことです。

スペック不足からサービス開始時にトラブル
一刻も早い復旧を優先した最適な処置

こうして専用サーバーを契約し、ショップシステムのプログラム開発も順調に進み、いよいよ新システムのサービスインを迎えるといった時に大きな問題が発生しました。

それは、サービスを楽しみにしていたユーザーが一斉にアクセスをしたこと、トラフィックの負荷を抑える共用サーバーでは実ユーザー数が想定できなかったこと、専用サーバーにしたためスペックを抑えた低価格なサーバーを1台で契約したことなどが原因でした。

このため、⁠サービスインの数時間後、サイトへアクセスができないという自体が発生したのです」⁠A社の担当者⁠⁠。

早速、A社の担当者はホスティング業者に連絡。その知らせを受けたホスティング業者は、システム監視でサーバーに高負荷が掛かっていることを検知しました。そこで、ホスティング業者からは、一時対応としてサーバーの再起動をA社に提案。すぐにA社では再起動を実施しました。

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その後、ホスティング業者は、目視による監視でデータベースの負荷が特に高く、データベースの応答待ちでWebサービスの処理待ちが増加。その影響でサーバーレスポンスが悪くなっているということを突き止めました。そこで、⁠対処方法としては、プログラムの修正でリカバーできる可能性はあるものの、現状でのサービス継続はほぼ不可能なため、一時的にDBサーバーを増設してみたらどうか」と提案。A社では一刻も早くサービス再開をしたいため、⁠その対応をお願いしました」⁠A社の担当者⁠⁠。

連絡を受けたホスティング業者の専門スタッフが迅速な対応を行ってくれた結果、数時間後にはDBサーバーの準備が完了。さらに、プログラムの設定変更が必要だったため、ホスティング業者からの依頼で、指定されたDBサーバーへ接続を切り替えてサイトを再開しました。データベースサーバーを単独で立てたことで翌日の朝には無事サイトの再開することができたのです。

業者選びのポイントはレスポンスの速さと技術力の高さを重視

A社の担当者は、⁠今回はサーバー選びで業者さんのアドバイスを聞かず、コストを優先したためにこうしたトラブルが発生しましたが、今から振り返ると、当初に提案してもらったサーバーのスペックは、決して高いものを売りたいのではなく、問題なく使ってもらえる最低限のスペックの提案であったことが分かりました。また、問題発生が夜のピーク時から発生していたため、ユーザーへの影響の懸念もありましたが、何はともあれ一刻も早い復旧が大事であると、契約内容よりもサイト運用を第一に考えてくれた業者さんの対応に何より感心しました」と感謝の意を表します。

また、この経験から、⁠業者さんはレスポンスの速さと技術力の高さを何より重視したいですね」と語り、その理由について「サポートセンターに問い合わせをした時の返答の早さといった日常の対応をはじめ、夜間などのイレギュラー対応においてはエンジニアの方の技術水準がモノをいいます。24時間のサーバー監視では、昼間の対応してくれるエンジニアの方と夜間とで知識や技術に大きな違いがなく、水準が一定であることが重要ですね。また、担当SEの方の顔が見えて、何かあればミーティングなどの機会を設けてくれるなど、気軽に相談ができることも安心につながります」とマネージドサーバー選びの大切なポイントをお話いただきました。

こうしてマネージドサーバーによる新システムの稼動をスタートしたA社では、現在も、ユーザー数が増え続けたため、Webサーバーの増設などの計画を進めています。ホスティング業者のアドバイスを元に、今後の拡張性を考慮してアクセスが予想以上に集まっても柔軟に対応できるようなサーバー構成と冗長化なども検討しているとのことです。

ホスティング業者:「A社の事例はいかがでした?⁠⁠。

Bさん:「とても参考になりました⁠⁠。

ホスティング業者:「ほかにも、まだここに5つの事例がありますので、事例集を置いていきますね⁠⁠。

Bさん:「ほんとうですか。ありがとうございます。しっかり読んで勉強しておきます⁠⁠。

マネージドサーバーの事例を聞いて、改めてその重要さを実感したBさん。次はどんなピンチをマネージドサーバーが救うのか、ホスティング業者の事例から学ぶことは多い。次回の事例も乞うご期待!

(次回は2月2日に公開予定です)

協力/シーズホスティングサービス

マネージドホスティング普及に心血を注ぐプロ集団。つねに顧客のニーズに合った最適なプランを提案してくれることで定評あり。利用者の立場を第一に考え、親身になって相談にのってくれるので、ホスティングの新規導入や他社からの乗り換えを考えているのであれば、ぜひ問い合わせてみてはどうだろう。

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