クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第30回『大相撲恐竜場所(その2)』

秋ですねえ。秋といったら、松茸。食べたいですねえ。高くて手に入りにくいですよねえ。

高くて手に入りにくいといったらお相撲の枡席(むちゃぶりだなあ⁠⁠。一時期よりもましになったという話しを聞きますが、相撲茶屋を通さないといけなかったりなんたりと、やっぱり高くて手に入りにくいようです。

その点、この土俵なら枡席だろうが砂かぶりだろうがお好きな場所で観戦できます。それどころか自慢の力士を土俵に上げるのもOK です!

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作例は、A4サイズでプリントするように作ってあります。

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土俵作りの準備をしましょう

さあ、土俵作りです。

  1. Illustratorで綱の元になる図柄を描きます。

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  2. これをブラシパレット上にドラッグします(または、綱のオブジェクトを選択しておいてパレットの▲プルダウンメニューから「新規ブラシ」を選びます⁠⁠。

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  3. 開かれるダイアログで「パターンブラシ」を選択、次のダイアログでOK をクリックします。

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  4. ブラシパレットに新規パターンブラシが登録されました。

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  5. このブラシを使って土俵になる円を描きます。

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恐竜力士作りの準備をしましょう

次は力士達の準備。

  1. 前回デザインした恐竜力士達の足下を、適当な角度でカットして組み立てたときに前のめりに立つようにしてやります。

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  2. それぞれを背中合わせになるように反転コピーします。

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    これで準備完了です。

  3. 使用する材料は

    • 厚めの空き箱
    • 両面テープ
    • 糊(スプレー糊があると便利です)
    • ハサミ
    • カッター
    • 定規
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    わが家にはつぶれた箱しかなかったので、組み立てて四隅を厚紙で補強しました。

土俵と力士を組み立てて遊んでみましょう

  1. 恐竜力士をクラフト用紙にプリントアウトして、背中に定規で折り目をつけて切り抜き、折り曲げます。

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  2. 土俵は箱のサイズに合わせてプリントアウト。余白を切り取ってから、裏面に糊を塗ります。

    全面にきれいに塗るにはスプレー糊が便利です。新聞紙などの上で吹き付けないと、そこら中べたべたになるのでご注意を。

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  3. 箱に貼り付けました。

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  4. バックや手前の装飾は必要ないのですが、見場がいいのでオマケで作りましょう。

    これらを貼り付けるには糊よりも両面テープの方が勝手がいいようです。

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    手前の葉っぱのような輪郭が複雑な物はテープを貼ってから切り抜きましょう。

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  5. 土俵が真っ平らだと、力士が簡単に土俵を割ってしまうので、綱の部分だけ別に出力し、厚紙に貼り付け切り抜いて重ね貼りしました。

    やや厚みがついているのがわかると思います。

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  6. 飾りを貼り付けて、わが家国技館に土俵が出来上がりました。

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    土俵の真ん中をすこし押して、へこまし加減にしておくと力士ががっぷり組みやすくなります。やり過ぎると土俵が崩壊します。

  7. さあ、力士の土俵入りです。

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    に~いし~てぃらのうみ、てぃらのおうみぃ

    ひが~あし~とぷすのおやま、とぷすのおやまあ

    みあってみあって!

    はっけよい!のこった!!

    とんとんとんとんとんとんとん…勝負あった~~

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脚の角度や頭の大きさなどで力士の動きが変わってきます。この三匹の中ではトリケラトプスが一番良い動きをしてくれました。右手と左手の形を変えてみても面白いですね。

皆さんもお気に入りの力士をデザインして、どうすれば強くなるかあれこれ試してみてください。

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さて、次回。

絵本シリーズ第二弾。ちょっとかわったパズル絵本を作りましょう。

お楽しみに!

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