あけましておめでとうございます!
さて、
そこで三日坊主対策!
自分で日記帳を作ってみたら、
手作りの日記帳=本。
つまり自家製本をしてみようじゃないか、
きちんとやるとかなりいい物が出来ます。
専門書も発売されていますし、
今回はとっかかりとして、
本の構造を知っておきましょう
まずは本の構造をおさらいしておきましょう。
本の各部には名称があります。ざっと頭に入れておいてくださいね。
本を各パーツに分けてみました。
おのおののパーツを作っていきます。
本の閉じ方には様々な方法があります。
これは和綴じ。昔ながらの糸かがり綴じ。
次の機会にはこの製本に挑戦してみましょうね。
ペラの紙を綴じる無線綴じ。
本文
(白紙) を重ねて、 背の部分をノリで固めます。 これも無線綴じですが、
半分に折った紙を綴じますから、 手間が少し省けるのと1枚ごとの接着面が増えるので丈夫になります。 中綴じです。
折り重ねた紙の中心をホッチキスなどで綴じます。
今回は無線綴じと中綴じで本を作っていきましょう。
表紙のデザインをしましょう
製本の前に表紙のデザインをします。
表紙のデザインにはIllustratorのパターン機能を使ってみます。
パターンの元になる簡単なイラストを描きました。
全体を選択して、
編集からパターン設定を選びます。 開いたダイアログボックスでパターンに名前をつけて
[OK] ボタンを押します。 スウォッチパレットに新しいパターンが登録されました。
四角をパターンで塗りつぶすと、
はい、 こんな感じです。 拡大縮小ダイアログボックスを使えば、
オブジェクトのサイズを保ったままパターンだけ拡大縮小することが出来ます。 ほら、
なんだか楽しくなってきませんか。 パターン素材をスウォッチパレットに直接ドラッグ&ドロップして登録することも出来ます。
新しいパターンで塗ってみました。
足と足がくっついていますね。
パターン素材の最背面に透明の四角形を追加してやることで、
パターンにする領域を指定することが出来ます。 今度は隙間が出来ました。
領域を指定する四角形を使えばこんなパターンも簡単です。
パターンを再編集したいときは、
スウォッチパレットからパターンをアートボードにドラッグ&ドロップします。 編集できるオブジェクトに変わりました。
カラーガイドなどを使ってカラー編集してみます。
こんな風になります。
これをもう一度スウォッチパレットに登録すれば、
新しいパターンとして使うことが出来ます。 パターンは
「塗り」 だけではなく 「線」 にも適用できます。 表紙をパターンで塗りつぶしてみました。
本の出来上がりはこんな感じになる予定です。
いかがでしたか。
製本!
え?
それはそうです。きちんと丁寧に仕上げられた本の装丁はすばらしい物です。
こちらはあくまでも簡単に、
お楽しみに!