クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第55回『鬼のお面を作ろう その2』

わあ、節分が近づいてきてしまいました!光陰矢のごとし…って、私の作業が遅いせいです。すいません。

鬼の図案はできましたか?さあ、早速、鬼のお面を作っていきますよ。

レッツ・クラフト!

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PDF作例のダウンロード

作例は、A4サイズでプリントするように作ってあります。

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鬼のお面のパーツを描いてみましょう

鬼のお面をレリーフで作っていきます。

私の描いた図案のデータをアップしてありますので、これで一度作ってみてください。オリジナルのお面を作るためのテクニックを覚えることが出来るはずです。

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  1. 元の絵を見ながらどの部分をパーツ化するのかアイデアを練りましょう。ざっとしたスケッチをとっておくと後の作業で混乱しなくて済みます。

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  2. Illustrator上で元の絵をコピーして、それをガイドに変更します。

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  3. ガイドの上に、元の絵から必要なパーツをコピペし、追加修正しながらパーツを描いていきましょう。レリーフ(半立体)にするために各パーツに丸みや折り目をつけていきますから、元の絵よりも若干大きめに描いておきます。

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  4. こんな感じでパーツ分けしました。

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お面を組み立ててみましょう

  1. 厚めの紙にプリントアウトします。今回は国産間伐材を使用した用紙が手に入りましたので、それを使用しています。

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  2. 使用する道具です。

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    筒型のものは革製品を加工するための道具。先端を押しつけることで様々なサイズの丸を切り出すことが出来ます。

    ペン形のデザインカッターナイフとピンセットはペーパークラフトの必需品です。この機会に是非買いそろえてください。

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    パーツを切り出すのにはカッターナイフだけで事は済むのですが、やはり良く切れるハサミも準備しておきましょうね。

  3. 輪郭はハサミで、目と口の切り抜きはカッターを使いました。

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  4. 髪の毛のパーツと角です。髪のボリュームを出すために4パーツに分けています。

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  5. 細かいパーツは無くなりがちですので、切り抜くそばからケースやお皿などに入れるようにしましょう。

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  6. パーツの接着には木工用ボンド(手芸用ボンドでもOK)を使います。切れ端を受け皿と小手がわりにしています。小手の先にちょっとつけてパーツの切り口にチョンチョンとつけながら接着します。のりしろがなくてもしっかりと接着できますからご安心を。

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  1. 上のマツゲをつけます。べったりとつけてしまわないで、端をすこし浮かせてやりましょう。

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  2. 下のマツゲも、ピンセットで挟んで指先で少しカールをさせてやってから接着します。

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  3. 両方つけ終わりました。少し浮かせてやるだけで影が落ち、表情が出てきます。

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  4. 目玉です。中心まで切り込みを入れて、少し重ねて接着し、円錐形をこしらえます。

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  5. 白眼の部分には、パーツの切れ端を使います。

    サイズは目の切り口から端が覗かない十分な大きさで。両端に目玉の厚みと同じくらいの折り返しをつけておきましょう。

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  6. 実際に重ねてみて、様子を見ながら黒目を接着する位置を決めます。

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  7. 決まったら白眼部分に黒目をつけて、さらにそれを顔パーツの裏から貼ります。

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  8. 目に奥行きが出ました。いい感じでしょう?

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  9. 鼻はカッターで作った折り目と指先で丸みをつけて立体にします。

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  10. 丸みをつけるときは筒状のものを使うとうまくいきます。

    トイレットペーパーやアルミホイルの芯などいろいろなサイズの筒を用意しておくと便利です。大きいパーツには茶筒がお奨めですよ。写真で丸めているのは、歯のパーツです。

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  11. 目鼻口が出来上がりました。

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  12. 眉毛も目玉と同じ要領で立体に加工します。

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  13. 顔パーツに少し丸みをつけて髪の毛のベースに接着します。

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  14. 角は少し丸みをつけて切り込みを入れた髪の毛の裏から差し込んでやります。切り込みを狭めにすれば、丸みのくせが戻りません。

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  15. 両サイドの髪の毛には、センターにカッターで軽く後をつけて折り目を入れてやります。

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  16. 髪の毛を順番に貼っていきましょう。

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  17. はい!出来上がりました。

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    レリーフにしたことで、見る角度によって表情が変わります。

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上手にできましたか?

次はあなたのオリジナルデザインをレリーフにしてみてください。鬼お面でテクニックを磨けば家族や友達の顔を作れるようになりますよ。お面に限らず、この技法で様々なペーパークラフトを楽しんでいきましょう。

次回は春を感じるカード作り!の予定です。

お楽しみに!

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