ディレクターズノート-こちら狸穴公園脇ウェブサイト制作所-

第1回ホームページを作るって!?

社長:
「⁠⁠いけないみたい!』じゃないぞー、ミーティング始めるぞ、サクッとなー。今日のミーティングはなあー、あ、そうだ。昨日ほら、取引先の彼いるじゃん、山田社長、彼とさ、打ちっぱなし行って来たんだけどさー、」
綿鍋:
(あれ・ミーティングとか言いながら、世間話になってるような・しかも、⁠打ちっぱなし」って、昨日は打ち合わせだ!って言ってたような・・)
社長:
「でさ、彼のとこのさ、ホームページ?あれ新しくなったって話を聞いてさー、見せてもらったのよ。そしたらナニ?カッコいいじゃん!ってスゴイのよ。オシャレだなー、なんて思ってさー、だからさー、ウチもやろうか。今のホームページをさ、こうバァーとやってさ、ガキーンってさ感じのさ、イイ感じのアレにさ、分かるでしょ?」
綿鍋:
「⁠⁠分かったら奇跡でしょ!)えーっと・・」
埋田:
「あー、キレイに見やすく、サイトをリニューアルしようって事ですか」
社長:
「そう、埋田! その通り!」
綿鍋:
「⁠⁠奇跡だ・。分かるんだ埋田くん・・)リニューアル!?」
社長:
「うん、まぁそんなワケでさ、ウチの会社のホームページをオシャレにしちゃってよ。 じゃあ、ちょっと、この後は外で打ち合わせあるから。じゃよろしく!」
綿鍋:
「ちょっと!『よろしく』って、社長ぉ~」
埋田:
「・・」

場所は東麻布。ここは、とある企画・制作会社。小規模ながらノベルティーグッズの企画と制作においてはちょっとした名物企業なのです。というか、社長のテキトー、いい加減さが名物なのかもしれませんが…。

今回は、その名物社長の思いつき(?)から、ひとつの企画がスタートするようです。それは、自社コーポレートサイトのリニューアル、いわゆるホームページの企画と制作業務です。

担当することになったのは、まだまだ駆け出し、ちょっとおっちょこちょいなデザイナーの綿鍋と、経験はそこそこ、自信は人一倍のクールなエンジニアの埋田という2人組みです。

少し頼りない2人組みに仕事を依頼したのは、ノリと雰囲気重視、というかノリと雰囲気のみで生きているような無責任な社長さん。こんな3人で一体どんなホームページが出来上がるのでしょうか。失敗と工夫と経験、試行錯誤してゆく物語を皆さんとともに見てゆきましょう。

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