- 埋田:
- 「あら、
いっちゃった・ ・ ・」 - 綿鍋:
- 「ちょっと社長!!
・・ ・ やれやれ・ ・ ・ 、
で、社長の言ってたサイトってどんなん?」 - 埋田:
- 「あ、
これだ・ ・ ・ 。
へー、確かにきれい。」 - 綿鍋:
- 「すごい!
なんかアニメみたいに動いてるよ!」 - 埋田:
- 「・
・ ・ アニメっていうか、 FLASHだね。」 - 綿鍋:
- 「えっ?
何? FLASHっていうページなの?」 - 埋田:
- 「・
・ ・ う、 うーん。そうね。
ナビゲーションも、まぁベタだけど分かり易い作りかな」 - 綿鍋:
- 「(なんか悪い事言ったかなぁ?)・
・ ・ ふーん。
で、うちの会社のホームページは・ ・ ・?」 - 埋田:
- 「ああ、
たしかココ。」 - (あらためて自社のサイトを見る2人)
- 綿鍋:
- 「うわ!
ちょっと音止めて! あわあわ」 - 埋田:
- 「オ、
オルゴール・ ・ ・ 、 音は困るなぁ。」 - 綿鍋:
- 「なんか目がチカチカするよ」
- 埋田:
- 「このテキストの色と背景色のチョイス!
読みづらいよ。僕、色弱だからなぁ・ ・ ・ 。」 - 綿鍋:
- 「・
・ ・ 文字、 流れちゃってるじゃん。これ。
読めたこと無いよ、マジ、 イライラする!」 - 埋田:
- 「<marquee>タグだ・
・ ・ 、 久しぶりに見たわ、 コレ」 - 綿鍋:
- 「見る気にならいね、
これ」 - 埋田:
- 「(綿鍋さん程度に)
言われてる・ ・ ・」
ウェブサイトの企画制作業務がスタートしました。コーポレートサイトのリニューアルがミッションです。
このような企画をスタートさせる際、
例えばそのひとつとして、
2人の目的は
それでは何をもって
ここで、
ベンチマークは本来、
複数のサイトを比較しながら閲覧することで、
綿鍋さんと埋田くんは、
2人は
- (1)
期待する効果とサイトの内容が一致している:○/ × - 認知向上を目的にしているのに、
社名もわからない、 というサイトでは読みやすい、 読みづらい以前の問題になってしまいます。 - (2)
デザインに一貫性がある:○/ × - ページごとに色やデザインが全く違う、
そんなサイトの場合、 はたして同じサイトを見ているのかすらも分からず疲れてしまいます。 - (3)
情報が組織化されている:○/ × - 同じような情報なのに、
全く別のところに掲載されている、 などは読み手を混乱させる原因になります。 - (4)
情報に優先順位がついている:○/ × - 大事な情報なのに文字が小さい、
さほど重要な情報ではないのにとても目立つところに記載してある、 というのも不親切ですね。 - (5)
効率的に目的のページを見られる:○/ × - アピールしたい情報なのにやたら深い階層にある…サイトのリリース目的、
意図と手段に乖離があるようです。 - (6)
現在位置の認識が容易である:○/ × - サイトの中で迷子になり、
同じページへ2度と到達できない、 というサイトも困ってしまいますね。
評価機軸を設ける際には、
これらの点を踏まえて、
さて、
<次回に続きます>
今回のチェックポイント
まずは現状を把握しよう!
実作業に入る前に、
(1) 期待する効果とサイトの内容が
一致している・・ ・ (○/ ×) (2) デザインに一貫性がある
・・ ・ (○/ ×) (3) 情報が組織化されている
・・ ・ (○/ ×) (4) 情報に優先順位がついている
・・ ・ (○/ ×) (5) 効率的に目的のページを見られる
・・ ・ (○/ ×) (6) 現在位置の認識が容易である
・・ ・ (○/ ×)