効果測定 虎の巻

第4回 流入元の測定(後編)

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流入元の視覚化

流入元が識別できるようになったら,データを視覚化しましょう。

流入元を割合と時間の推移で視覚化するとわかりやすくなります(ここにはコンバージョンを含めるとさらに効果的でしょう。コンバージョンについては次回で説明します⁠⁠。

以下では視覚化した例を挙げています。流入元でそのサイトの集客状況が一目でわかります。 測定ツールがサポートしていない場合でもExcel等でデータをグラフ化すると,自社の集客がどこに依存しているのか,またその効果が視覚的にわかります。

いつくかのサイトの流入元のシェアの例を以下に示します。

 キーワード広告(リスティング)に依存しているサイトの例

図 キーワード広告(リスティング)に依存しているサイトの例

 自然(オーガニック)検索,他サイトからの流入が多いサイトの例

図 自然(オーガニック)検索,他サイトからの流入が多いサイトの例

 広告媒体とリスティング,自然(オーガニック)検索が主な流入元の例

図 広告媒体とリスティング,自然(オーガニック)検索が主な流入元の例

日別・月別で推移がわかるようにしておくと,効果測定が行いやすくなります。

 流入元別の日別推移で集客効果を確認する

図 流入元別の日別推移で集客効果を確認する

第3-4回のまとめ

流入元(集客)の測定

第3回では流入元の種類と識別方法について説明しました。 流入元の識別には3つあります。

  1. リファラー
  2. リンク先ページ+URLパラメータ
  3. 特別なランディング(受け皿ページ)を用意する

流入元の測定項目

  1. インプレッション(広告)
  2. クリック数(流入回数)
  3. 直帰率(離脱率)
  4. シェア,日別,月別の推移,過去データとの比較

第3-4回は流入元の識別に当たって注意事項や知っておきたい事柄について説明しました。 流入元を正しく識別することはコンバージョン測定の精度に影響しますので,しっかり把握しておきましょう。

第5回はウエブサイトの効果測定で最も重要な「コンバージョンの測定」について説明します。

著者プロフィール

山田賢治(やまだけんじ)

(株)アクティブコア 代表取締役社長。パッケージベンダーにてRDBMSのカーネルの開発,海外勤務を経て,データウエアハウス専用DBMS事業の立ち上げ,分析アプリケーションの設計・開発に携わる。

その後,インターネット系ベンチャーの技術部長を経て2005年に(株)アクティブコアを設立し,代表取締役社長に就任。現在は同社の経営全般および製品の設計・開発に奮闘中。

URL:http://www.activecore.jp/