MetaGatewayに見る次世代Webサービス
第2回 最近のWebアプリケーションの傾向を考える─Webエコシステムの実現に向けて
ユーザ利便性の裏で
最近私が強く感じていることがあります。
1. ユーザの利便性だけでなく,
サービスサイトとの関係にきちんと気を配るべきだということ 2. PULLに偏るのではなく,
可能なものはできる限りPUSHのサービスとして構築するべきだということ
私自身,
その対極をなすもの,
TwitterFeedというのをご存じでしょうか? TwitterFeedは自分のブログが更新されたことを検知して,
このサービスはほとんど更新されないかもしれないブログを延々と1ユーザのためにクローリングし続け,
TwitterFeedと対極をなす発想のものがあります。TwitBackerです。
私はTwitBackerとても優れた発想のサービスであると思っています。UpdatePingやTrackbackPingというものの性質をうまく捉え,
- ※ なお,
MetaGatewayでもこの機能を入れる予定です。TwitBackerの場合は, TwitterとWassrしか処理できませんが, MetaGatewayであれば, すべてのサービスへ更新通知が容易にできるようになります。発信をすべて制するという意味で, ブログの投稿管理画面までスコープを広げることが可能になります。
最後に挙げる例がFriendFeedです。最近では最もホットなスタートアップと言われ,
まとめサイト型サービスの問題点
ここで挙げたサービスは簡単にいうと,
一見するととても便利そうなサービスですよね? でも実は問題がたくさんあると思います。
まず読みを中心に置いているので,
Power.
コメント機能に関しても,
元サービスやトラフィックに配慮したWebアプリケーションサービスとは?
これらの対極にあるサービスはなんでしょう? そうMetaGatewayです。MetaGatewayはあらゆる投稿基盤を押さえようとしています。つまり,
もし,
MetaGatewayはそんな側面をもったサービスでもあるのです。
バックナンバー
MetaGatewayに見る次世代Webサービス
- 第5回 Microformats,TrimPathで簡単機能拡張
- 第4回 プラグイン実装でわかるMetaGatewayのコンセプト
- 第3回 開発環境としてのGoogle App Engine
- 第2回 最近のWebアプリケーションの傾向を考える─Webエコシステムの実現に向けて
- 第1回 MetaGatewayのサービス