allWebクリエイター塾（東京都）主催のSwapSkills FreeEventが6月8日にアップルストア銀座で開催されました。

はじめに、Adobeの岩本崇氏からDreamweaver CS5.5商品に関わる説明を、西山正一氏からは今までのAdobeの動きと今後の動き、Web標準・スマートフォンに対する関わりについて説明をしていただきました。

参加者の8割程度がDreamweaverユーザー、3分の1がjQueryMobileを使ったことがあるという方でした。そのため今回のイベント内容に興味津々で参加している方が多くいらっしゃいました。

逆にスピーカーである吉川氏は、CS5.5を1週間程度利用しただけなので「使い方が間違っている場合は教えてください」という低姿勢でのご挨拶でスタートしました。

しかし実際にデモを行ってみると、1週間とは思えないほどに使いこなしていて、Dreamweaverが便利なツールと言う様子が伺えました。

まずは、jQueryMobileの概要として「クロスプラットフォームでさまざまなデバイスにも対応ができる」「⁠Marckup-drivenでプログラムを書かなくても簡単に実装が可能」「⁠プログレッシブエンハンスメントの考え方で作成されている」「⁠PhoneGapとの連携が優れている」「⁠Dreamweaver CS5.5にも対応」などの内容を簡単に紹介し、それから本編のDreamweaver CS5.5を用いたjQueryMobileでのサイト制作のデモが繰り広げられました。

デモでは、Adobe Geek Festivalという架空のイベントを作成し、そのスマートフォン向けデモサイトを作っていくという内容です。サイトのページは数ページですが、いくつか実際に作っていく様子を見ることができ、参加者はとても真剣に内容を見ていました。

細かなカスタマイズを行うには、jQueryMobileのことやソースの書き方を知らなくてはならないのですが、環境開発のセッティングだけでも大変なため、Dreamweaverのようなツールがあると便利な方は多いようです。

また、概要の中でも紹介されたWebアプリに書き出すことができるPhone Gapの利用方法をご紹介いただきました。一部、Android SDKの読み込み設定箇所がデフォルトでは間違っていて、インストールがうまくいかないようだったのですが、設定を変更することで成功するとAdobeの西山氏から紹介されました。リアルイベントのその場で解決できる情報をいただけたのでとっても参考になりました。フォロー内容は記事の最後に掲載しています。

今回は架空イベントでしたが、もしかしたら本当のイベントになるかもしれませんので、みなさんでDreamweaverを使い倒してGeek Festivalを現実のイベントにしましょう！

イベント動画

デモサイト作成の動画は以下ページ内で見る事ができます。
http://swapskills.info/2011/free03.html#follow

サンプルファイル

デモサイトのファイルはSwapSkillsのページからダウンロードできます。
http://swapskills.info/SS-free/adobeGeekFes.zip

スライド・・・利用したスライドのURL

http://www.slideshare.net/swapskills/swapskillsfree3dreamweaver-cs55-jquery-mobile