ユーザーエクスペリエンス(UX)のための人間中心設計(HCD)の基本が理解できる勉強会
2012年10月15日(月)に、allWebクリエイター塾(東京都)主催のマンスリー勉強会「ユーザーエクスペリエンス(UX)のための人間中心設計(HCD)」を渋谷ヒカリエ DeNAで開催いたします。
UX(ユーザーエクスペリエンス)やUXD(ユーザーエクスペリエンスデザイン)という言葉を最近では耳にすることが多くなってきました。しかし、それを学ぶための方法がわからなかったり、書籍だけでは理解することが難しいこともあります。UXに関わる人でも間違った概念を持っている方も多数います。今回で13回目となるSwapSkills FreeEventでは、今後UX/UXD/HCDを学んでいきたい方々のために、基本的な概念を理解できるように、また、今後の学びのガイドラインになるような内容を予定しています。
UXはWebだけのものではない
UXという言葉は"ユーザー体験"と日本語訳されます。ユーザー体験とはもちろんWebだけのものではなく、もっと幅広い意味を持っています。そのため解釈が異なり誤解を生んでしまうことがあるようです。
今回はHCD-Net認定 人間中心設計専門家である松崎希氏を招いてUXについてご紹介いただきます。
WebでもUXに注目されている理由
パソコンサイトの設計の上でもUXの存在は重要とされ、どのように体験を構成する必要があるのかが問われてきました。
「擬似的な体験をした」「面白い体験をした」「嬉しい体験をした」「驚いた体験をした」など、ネットから様々な情報にアクセスし、交流することでパソコン画面上でそれらの経験をしてきました。
しかし、スマートデバイス(スマートフォン、スマート家電、スマートTVなど)が誕生し、今までとはWebの体験は変化しようとしています。
スマートフォンにはユーザーエクスペリエンス(UX)の設計が重要
パソコンでWebにアクセスする方法と、スマートデバイスからの利用方法では明らかな違いがあります。今やスマートデバイスからのアクセスが多くなっている時代では、スマートフォンに対応した設計を考えることが重要になってきました。ユーザーの利用シーンを想定して設計に落とし込むことの重要性が高くなり、人間中心設計(HCD)という観点からサイトを制作する必要がでてきました。
今後は、ユーザー(人間)の立場に立ってWebサービスを設計する、ユーザーエクスペリエンス(UX)を考えたUI設計方法の手順を知る必要があります。
今回の勉強会は、これらの考え方の基本をご紹介いたします。