allWebクリエイター塾(東京都)主催のマンスリー勉強会 SwapSkillsとWeb Directions Eastが共同主催した、Web Directions CODE 2013「backbone.jsでJavaScriptを深く考
える」の上映カンファレンスが6月29日(土)に株式会社キャリアデザインセンターで開催されます。
JavaScriptのフレームを数多く手がけている本人登場のビデオカンファレンス
CoffeeScriptのプログラミング言語、 Backbone.js javascriptのフレームワーク、Underscore.jsなどのJavaScriptライブラリの生みの親であるJeremy Ashkenas(ジェレミー アシュケナス)氏が出演した「Web Directions CODE」のビデオカンファレンスを上映いたします。
数多くのフレームワークを作るJeremy Ashkenas氏は、多数の会議やイベントでのスピーカーとして名高い人物です。Jeremy Ashkenas氏ご本人の日本語訳によるセッションです。
既に動画はサイト上にアップされていますが、英語でのセッションなので正しく聞きとれているかどうか不安に思うエンジニア、プログラマーも多いはずです。そこで、字幕でのカンファレンスを行うことにしました。
Web Directions CODEで行われた他の動画は有料のオンラインサイトで閲覧を予定しています。イベント当日にお越しいただいた方の中から、これらの動画を1ヶ月限定、無料で閲覧できる権限が抽選でプレゼントされます。
Jeremy Ashkenas氏が作ったCoffeeScriptって何?
日本でもWebアプリケーションの注目度は増してきていて、代表的なParl、PHP、Rubyなどの他に、JavaScriptでの開発も徐々に注目されています。
その一方で、JavaScriptのソースコードは見苦しいものになりがちで、特に大規模なプログラムを作るのはかなり骨が折れる作業になってしまいます。
冗長な記号や面倒な決まり文句などが積み重なると読みづらく、メンテナンスもしづらくなり、プログラマーからはあまり好まれていませんでした。
そこで、今回登場するJeremy Ashkenas氏は、JavaScriptでの大規模開発経験から新しい言語が必要だと考え、CoffeeScriptを作りました。
CoffeeScriptの特徴は、JavaScriptの良い所を残し、できの悪い所を上手に補ったうえでの綺麗な文法になっているという点と、コンパイル結果がJavaScriptになるという点です。文法がRubyやPythonに似ていることから、受け入れやすくJavaScriptプログラムを作るのにもCoffeeScriptを代わりに使うことができるため、開発者は障壁をほとんど感じることなく導入できるようになりました。
Backbone.jsでJavaScriptを考える
Jeremy Ashkenas氏はCoffeeScriptを作り、フレームワーク的な存在のBackbone.jsを作成しました。今回は、これらの使い方について、またJavaScriptについて解説いたしました。
JavaScriptを多用したWebアプリケーションには、どのようにフレームワークが使われ、一般的なパターンがどれに向いているのか、また、どのように連携するのかなど、Backbone.jsに特色を与えるいくつかの設計上の決定について解説しています。
日本語に翻訳されたセッションを閲覧することで、よりフレームワーク利用のポイントを理解することができるでしょう。
Web Directions CODEって何?
Web Directionsはオーストラリアで開催されている世界的に有名なITカンファレンスです。このイベントでは2012年からCODEというJavaScriptをメインにした開発者向けのセッションを開催しています。
日本でも2008年よりWeb Directions Eastという形で開催しています。本家の「Web Directions CODE *CODO* 2013」に出演している方も、日本開催には何名もいらっしゃいます。毎月のペースで日本語にローカライズされた情報を提供予定しています。