バージョンを管理する大切さやコツを学ぶ
allWebクリエイター塾(東京都)は、2013年7月24日(水)にマンスリー勉強会 SwapSkills Build(vo.34)として、GitHubに関する勉強会「上手に進行するためのGitHub入門」を大槻社労士事務所で開催いたします。
サイト制作等で複数の人が同時進行する案件や、一人で制作していて古いデータに戻りたい場合には常にデータの記録をすることが大切です。そこで今回は、最近、データの管理に利用されることの多いGitHubについて勉強いたします。GitHubを知る事で、データを管理する大切さやコツを学ぶ事ができます。
WEBデザイナー、WEBディレクター向けのGitHub入門
データの管理は大切だと思って、とりあえずGitをダウンロードしたまま使用していない、などという方のための勉強会です。Gitを始めるきっかけとなる入門編ですので、「今まで始めようとしてわからなかった」「興味はあるが、どのように利用したらいいかわからない」と感じている方々にぴったりの内容です。
Gitを導入すると、作業者同士で直接データを渡し合う手間が省けたり、また、データが先祖帰りしてしまった、デザイン変更前と見比べたいという際に、容易に以前の状態へ戻すことが可能です。
実際に複数の作業者で案件を進行することが多いという、菊池崇氏よりご紹介いただきます。
GitHubとは何か?
GitHubの元になったGitとは、分散型バージョン管理と呼ばれています。分散型と呼ばれているのは、自分専用のリポジトリ(データの貯蔵庫のようなもの)を持つ事ができるもののことで常に手動でバックアップデータを保存するといった作業が不要になります。
自分専用のリポジトリがあるため、複数の作業者が同時にデータを更新しても、データを容易に振り返ることが可能になります。
Gitが選ばれている理由
バージョン管理をする方法は他にもいくつかあります。デザイナーの方でしたらDreamweaverで管理したこともあるのではないでしょうか? また、Subversionを導入している方も多いと思います。
Subversionの場合は、集中型バージョン管理と呼ばれるもので、一つのリポジトリでデータを管理します。つまり、同時に複数の作業者で作業する際は、データの管理に特に注意が必要になります。
Gitの場合は、自分専用のリポジトリがあるので確認したい場合に個々で更新することができるという点が便利で、これが広く使われている理由の一つと言えます。
広く使われることにより、インターネットで検索すると容易に使用方法を見つける事もできるようになりました。Gitを導入するきっかけとなっていただければと思います。
- Gitを使用するメリット
- 複数の作業者での同時進行が可能
- 広く利用されているので情報収集しやすい
- データを振り返ることが容易