前回のMilkodeでの事例紹介では,
前回はユーザ視点からのrroongaの紹介でしたが,
自分のアプリケーションで利用するプロダクトを検討するときに,
rroongaとは
rroongaはRubyで高速な全文検索機能を使うためのオープンソースソフトウェアです。groongaは全文検索サーバとしても全文検索ライブラリとしても使えますが,
他の多くの全文検索機能はサービスとして提供されていますが,
ここでは同一プロセスで使うタイプと外部サーバにアクセスして使うタイプにわけています。ざっくりいうと,
ところで,
話を戻すと,
rroongaの読み方
大事なこととは
なお,
rroongaの読み方はわかりましたね。これからは
rroongaの歴史
rroongaの歴史を説明します。
SennaのRubyバインディング
groongaの前身がSennaだったということは第1回で紹介しました。実は,
SennaのRubyバインディングはSWIGというツールを使って自動生成していました。SWIGはC/
Cのヘッダーファイルに対してSWIGを使うと,
この問題を解決するために次のような工夫をしていました。
- Cのヘッダーファイルを直接解析するのではなく,
SWIG用の情報も加えて解析する - SWIGで作ったモジュール関数をRubyレベルでラップしてRubyらしいAPIを提供する
どちらもSWIGを使いながらRubyらしいAPIを提供するためによくやる工夫です。しかし,
このことから,
このような経緯で,
2番目のぐるんが族
実は,
groongaは2009年3月13日に最初のバージョン0.
rroongaは本当に初期の段階からgroongaと共に成長してきているのです。知っていましたか?
rroongaに改名した理由
rroongaは,
groonga,
1つは名前を変えた経緯です。groongaやmroongaは開発側の意向で名前を変えていましたが,
もう1つは移行の敷居が低かったことです。rroongaはgemでインストールすることがほとんどです。gemには
このような理由から,
これがrroongaの歴史です。どんな歴史をたどってきたか,