困難を極めているプロジェクトにメンバーを割り当てる際、その人に「デスマーチのプロジェクトに入ってほしい」とはなかなか言えないものです。断られることのないように、なるべく危険な印象を与えないような違う言葉に言い換えますが、Tech総研のこの記事ではそのような「裏がある」言い回しを辞典形式に集めています。
たとえば「いい経験になる」の意味は、「説明される内容以上に難易度の高い、困難な仕事のこと。【類語】成長できる、ひとまわり大きく」となっています。「これが最後」の意味は、「通常業務をドラマチックに演出し、やる気を引き出すための呼びかけ」と説明しており、うなずける人も多いのではないでしょうか。各用語には実際の体験談も紹介されており、よりいっそうリアルさを引き立たせています。
記事の後半では、このような甘いささやきに対応する方法も紹介しています。事前に防ぐ方法としては、やはり話をよく聞いてドキュメントや進捗状況などを確認しておくことがよいようです。すでに受けてしまっていたとしても、早めにアラームをあげる、自分が関与してないところは鵜呑みにせずに慎重に判断する、などの対応法が紹介されています。
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