年の初めになると、いろんなWebサイトにその年のトレンドを予想するコンテンツが多数見られるようになります。取り上げたページでは、海外の最新Web技術動向を扱ったブログ「ReadWriteWeb」の2009年予測記事を一部抜粋して紹介しています。
ReadWriteWebの主催者であるRichard MacManus氏は8つの予想を立てており、次のようなものです。
- Yahoo!がMicrosoft以外のメディア企業に買収される
- 健康に関するWebアプリケーションが注目を集め始める
- Google Reader、Twitter、Facebookなどにレコメンデーション機能が付く
元記事にはほかに8名の予測が記載されており、「Google Chromeのプラグイン導入」「ゲーム会社がiPhoneアプリケーション開発会社を買収」「MicrosoftがAppStoreのようなプラットフォームを作るが失敗する」など、現実味がありつつも生々しい内容が多く含まれています。
また取り上げたページには、アルファブロガーとして知られるSteve Rubel氏による予測記事へのリンクもあります。Steve氏は、Google Insights for Searchという指定検索ワードに対するヒット件数を時系列で調べられるツールを使い、3つの予測を立てています。
- ソーシャルネットワークはますます浸透していく
- ブログは再び盛り上がりをみせる
- コンシューマ向けオンラインショッピングが伸びる
Steve氏はソーシャルネットワークにおいて「非表示 友達」「非表示 コメント」などプライバシーに関する検索が減っていることに着目し、ソーシャルネットワーク関連のサービスが今後ますます浸透しくという洞察を行っています。また、2008年にブログやショッピング関連の検索がほかの年に比べて顕著に増加していることに注目し、景気後退と何か関連性があるのではないか、と指摘しています。
URL:http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/20090105/predictions