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C++の(本当にあった怖い話)

「Python Hack-a-thon(ハッカソン⁠⁠」という勉強会にて発表された資料です。ニンテンドーDSなどゲーム開発の経験もある発表者が実際に体験した(?)内容をもとに、C++プロジェクト開発におけるさまざまな不条理、および偏見を持ったプログラマのC++に対する認識について紹介しています。資料内ではたくさん挙げられていますが、いくつかを以下に抜粋します。

  • ディレクトリ構成がプログラマの名前
  • 関数の頭にプログラマの名前が付く
  • バージョン管理システムを使わないまたはVisual SourceSafe
  • コミットは朝しろ、帰る前にするなと言う
  • 手動でビルドテストしなければならない
  • オレオレコンテナしか信じない
  • ハッシュは遅いから使うべきでないと言う
  • 「よくわからんから」多重継承は禁止すべきとか言う
  • 正規表現を使うよりCで書いたほうが速いと言う
  • クラスがわからないのでクラスを使ってくれない
  • 1つのソースコードが10,000行でも気にしない

いずれもC++という言語自体の問題ではなく、それを使う人間側の問題であることがわかります。この資料の作者は、昔の人はこれらで実際にプロジェクトを回してきたため、過去に疑問を持てなくなり老害化してしまうのであろうと考察しています。

URLhttp://www.slideshare.net/Isoparametric/c-horror-kai

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