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日本企業のソフトウェア開発はなぜ成長しないのか

東京に住むカナダ人SEによるブログ記事です。日本でのプログラミング環境が良くならないことについて考察しており、海外の技術ニュースサイト「Hacker News」に取り上げられ注目を集めました。また、Slashdotでは日本語に翻訳された内容も記載されています

内容は「日本企業はなぜ多くのコードを書いていながらもほとんど成長していないのか」という問題提起から始まります。企業によってはきれいなコードを書き、良いプロジェクトマネージャがいるところもある中、問題となる原因を探っていくとフレームワークにヒントがありました。企業は古いOSのサポートをするために大量の人員を割いたり、フレームワークなしでWebサイトを構築させたり、データアクセスも満足にない日本語限定対応フレームワークを採用するなど、同じ問題を何度も何度も解決することに時間をかけ、ほとんど新しいプロダクトに取り組めない状況に陥っているからだと述べています。また言葉の問題についても触れており、多くの日本人は英語の世界に入り込めていないため日本語での情報が充実した言語やフレームワークにのみ制限され、いつまでもDjangoを使うことなくExcelをデータストアに利用する羽目になっている、と指摘しています。しかし、これらの問題も良いフレームワークやライブラリを提示し、Google翻訳に頼らないように訓練させれば「解決するのは難しくない」とも述べています。

特別な理由なく「自分ですべてやる」主義を持つことを、⁠NIH症候群」Not Invented Here syndromeと言うそうですが、海外の人からだと日本はこの症状に冒されているように見えているのでしょうか。

URLhttp://www.tokyomuslim.com/2011/09/force-multipliers-and-japanese-programmers/

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