今回のバージョンアップにより内部の設計が大幅に変更されました。何と言ってもHadoopの根幹となる処理フレームワークMapReduceについて再設計が行われ、MapReduceアルゴリズムに限らない柔軟な処理が行えるフレームワークへと進化し、MapReduce 2.0またはYARN(Yet Another Resource Negotiator)と名付けられています。また、HDFS(Hadoop Distributed File System)についてもSPOF(Single Point Of Failure)問題を抱えていたNameNodeが複数で管理できるようになり、NamespaceとBlock Storageという単位で分けて管理を行うようになりました。