近年、Web開発カルチャーをリードしているGitHubが2012年11月11日にドッジボール大会というユニークな催しを行いました(写真1)。
この大会は今年で2回目の開催で、サンフランシスコに拠点を持つさまざまなIT企業が参加しています。大会に参加する際の登録費用がチャリティになるというしくみです。今年の大会に参加した企業の顔ぶれは、GitHub(主催)、New Relic(パフォーマンス計測サービス)、Atlassian(JIRAやConfl uenceの開発元)、Square(iPhoneに取り付けるクレジットカードリーダによる決済)、Heroku(PaaSサービス)、EngineYard(PasSサービス)などと非常に豪華です。昨年はHerokuチームが優勝しましたが、今年は主催者でもあるGitHubチームが優勝し、GitHubのマスコットであるOctocatを型どった巨大なトロフィーが授与されたようです。
かつてのシリコンバレーのようにサンフランシスコに集まっているIT企業が1つのカルチャーと産業になっているという雰囲気を表した出来事と言えるかもしれません。日本のIT企業も同じ産業に関わる企業として社会貢献などの活動を行うカルチャーが醸成(じょうせい)されるとよいのではと個人的には思っています。
URL:http://dodgeball.github.com/
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安藤祐介(あんどうゆうすけ)
下北沢OSSカフェの常連。 イベントラッシュが終わって疲労気味。
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小倉純也(おぐらじゅんや)
QNYP、LLC.のプログラマ。そろそろ自社サービスをサービスインしないと……。
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溝畑考史(みぞはたたかし)
サンフランシスコにやってきました!
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