アメリカでインターネットのトレンドを作るのはティーンエイジャーだと言われています。古くはLiveJournal(日記サイト)、MySpace(SNS)、最近ではSnapChat(リアルタイム写真共有アプリ)になるでしょうか。ティーン特有の問題をはらみつつも、そのトレンドから生まれて社会に適用したものがメインストリームとなってきました。
日記サイトはブログとして、一般的なSNSはFacebookに収束しつつあり、リアルタイム共有はまだどこが生き残るのかはっきりしませんが、Facebook Pokeは明らかにSnapChatの延長線上ですし、InstagramとVineをここに加えてもよいでしょう。
そういった背景からMashableが表題の女子中学生の記事を載せているのは非常に興味深いです。筆者は“Facebookはティーンを失いつつある”という別のMashableの記事を引きつつその理由について彼女なりの考察を述べています。いくつか抜き出してみましょう。
- ティーンのトレンドを追えていない
- 未成年の飲酒(アメリカでは見つかったら両親が進んで自宅待機処分にすることが多いです)の嫌疑を避けるため
- オンラインのいじめが起こりやすい
どれも非常にリアルな理由ですが、「Facebookは前のほうが良かった、何で変わり続けるのか?」と逆にやや保守的に見える結論で文章を締めているのも彼女のマスに対する鋭い視点を示しています。彼女はTwitterとTumblrをメインに活動していますので、フォローしておけばティーンの最新トレンドを追えるかもしれません。
URL:http://mashable.com/2013/08/11/teens-facebook/
- 著者プロフィール
安藤祐介(あんどうゆうすけ)
PHPカンファレンスが終わり、やや燃え尽きながら執筆活動に勤しんでいます。
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小倉純也(おぐらじゅんや)
抽象的な概念が腑に落ちるととても満足感がありますが、その感覚をほかの人と共有するのはとても難しいことだなと今回の記事を書いて改めて感じました。
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溝畑考史(みぞはたたかし)
新しい会社ではデプロイが頻繁に行われるのですが、新人のようなミスをやってしまいました……。
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