Web APIの乱立とAtom
現在,
2000年代の前半からGoogleやAmazonをはじめとした主要なWebサービスがAPIを公開し始めました。2000年代中盤からは様々なサイトでAPIが公開されるようになり,
さて,
少々乱暴ではありますが現状を以下のようなジャンルに分けてみました
- 1.REST志向 Web API
- 決められたURLに対してHTTPのGETやPOSTを行い,
XMLやXHTMLなどのデータを取得する形です。 - 2. RPC志向 Web API
- HTTPのbody部分にメソッドやパラメタ情報を埋め込み,
決められたURLに対してHTTPアクセスを行う方法です。レスポンスもXMLで表現されます。 - 3.Web Services志向 Web API
- SOAPやWSDLといったWS系の仕様を使うタイプです。エンタープライズ系のWebサービスがAPIを提供する際に多く使われることがあるようです。
それぞれに利点・
近年,
Atomもこの考え方を採用しており,
現状,
AtomはこういったREST志向のWeb APIに対して標準的なフォーマットと標準的なアクセスモデルを提供してくれます。今後はAtomが相互運用性が考慮されたWeb APIの世界を切り開いてくれることを期待しています。
Atom アーキテクチャ
Atomは主に二つの仕様から構成されています。The Atom Syndication Format
本稿を執筆させていただいている2007年末現在,
Atom Publishing Protocol (以下,