前回まで,
スキンの概要
XULで作成した拡張機能のUIを装飾するには,
skinパッケージのソースファイルは,
- 注1)
- ここでの
「テーマ」 とは, Firefoxのデザインを変更するための 「テーマ」 のことを意味します。
全OS共通スキンを作成する
第6回の前半では,
表1 新たに作成するソースファイルの概要
フォルダ/ | 概要 |
---|---|
skinフォルダ | skinパッケージのソースファイルを格納するフォルダ。 |
classicフォルダ | Firefoxデフォルトテーマ用のスキンのソースファイルを格納するフォルダ。 |
overlay. |
overlay. |
tag-green. |
スタイルシートから参照されるアイコン画像。 |
なお,
skinパッケージの追加 (全OS共通スキン)
skinパッケージを追加するために,
リスト1 クロムマニフェストへの記述内容
content taghelper content/
locale taghelper en-US locale/en-US/
locale taghelper ja-JP locale/ja-JP/
skin taghelper classic/1.0 skin/classic/
overlay chrome://browser/content/browser.xul chrome://taghelper/content/overlay.xul
リスト1の4行目がskinパッケージを登録するための宣言です。パッケージ名が
- 注2)
- 今回は簡便のためskinパッケージのフォルダパスを
「skin/ classic/」 のようにしていますが, 一般的にはフォルダパスを 「skin/ classic/ taghelper/」 のようにします。
今回は前述の通りデフォルトテーマ用のスキンしか作成しませんが,