はじめに
今回と次回の2回にかけて,
ここでの対象は.idea
ディレクトリだけなので,<PROJECT_
を作成し.idea
ディレクトリに対するホワイトリスト」
リスト1 最低限必要な<PROJECT_
*.xml
!/gradle.xml
リスト2 最低限必要な<PROJECT_
/.gradle/
/local.properties
.DS_Store
*.iml
前回紹介した.gitignore
はbuild.
以外を除外するため,<PROJECE_
に.idea
ディレクトリがあること」gradle.
だけが残ります。
.idea/
だけあればAndroid Studioは,
[注意].idea/gradle.xmlを共有するときの注意事項
Android Studioのバージョンやプラットフォームによってバラツキがあるのですが,gradle.
にその環境の絶対パスが含まれますgradle.
をコミットする前に,
リスト3 絶対パスが含まれているgradle.
<option name="linkedExternalProjectsSettings">
<GradleProjectSettings>
<option name="distributionType" value="DEFAULT_WRAPPED" />
<option name="externalProjectPath" value="C:\Users\masanobuimai\AndroidStudioProjects\MyApplication" />
</GradleProjectSettings>
"externalProjectPath"のvalue
に絶対パスが設定されているようであれば,$PROJECT_
と登録されるので,
リスト4 絶対パスを除いたgradle.
<option name="externalProjectPath" value="$PROJECT_DIR$"/>
Android Studioの管理ファイルについて
Android Studioの管理ファイルは大きく分けて次の二種類があります。
- モジュール定義ファイル
( *.iml
) - Android StudioやIntelliJでは,
プロジェクトは 「場」 であって, その中にモジュールという 「実体」 があります。Eclipseにたとえると, プロジェクトが (Eclipseの) ワークスペースで, モジュールが (Eclipseの) プロジェクトです。 - モジュール定義ファイル
( *.iml
)はそのモジュールごとの定義情報を保存しています。もう少し具体的に言うと 「Project Structure」 の設定内容がここに保存されます。ちなみに, このファイルの中身はXMLです。 .idea
ディレクトリ配下の設定ファイル<PROJECT_
直下にあるHOME> .idea
ディレクトリです。ここには主にプロジェクト固有の設定情報が格納されます。もっと具体的に言うと「Preferences」 の 「Proejct Settings」 部分のほとんどと, (本連載ではまだ説明していませんが) 「Run/ Debug Configuration」 の一部が保存されます。 - このディレクトリに保存される設定ファイルもすべてXMLファイルです。厳密なルールはありませんが
「Preferences」 の設定項目ごとに設定ファイルが独立しています。 - Android Studioは,
この .idea
ディレクトリを含むディレクトリを「プロジェクト」 と認識します。ディレクトリ名が .idea
なのは,Android StudioのベースとなったのがIntelliJ IDEAだからです。実を言えば, IntelliJベースの他のIDEもすべてこの形式なので, 複数のJetBrains系IDEを併用している場合はちょっとした混乱の元になります。 - このディレクトリに保存される設定ファイルもすべてXMLファイルです。厳密なルールはありませんが
これらの設定ファイルも基本的にはバージョン管理下に置き共有するのが望ましいと言われています。一応,
.idea/
とworkspace. xml .idea/
は共有してはいけない。tasks. xml .idea/
も共有しないほうがいい。dictionary/
これ,
また,