Scalaは,
Scalaで開発されているプロダクトとして,
Scalaの実装は学内のProgramming Methods Laboratory(LAMP)を中心に行われています。配布ライセンスはBSDライクのScala Licenseです。実行にはJDK1.
Java VM上で動作するスクリプト言語としては,
本稿では短いプログラムを実行するまでの手順と,
基本的な使い方
ダウンロードとインストール
ダウンロードは,
ダウンロード用のモジュールは,
インストールはこれらを展開すれば完了です。必要があれば,
筆者のWindows環境でZIPをダウンロードし展開したところ,
コマンドラインシェルでのプログラム実行
Scalaのコマンドラインシェルはscalaコマンドで実行を開始します。終了するには:quitを入力します。コマンドラインシェルの実行から終了までの流れを図1に示します。ここではいわゆるHello Worldプログラムを実行していますが,
図1 コマンドラインシェルの実行と終了
%SCALA_HOME%\bin> scala ← コマンドラインシェル開始 Welcome to Scala version 2.6.0-final. Type in expressions to have them evaluated. Type :help for more information. scala> object ScalaProgramming { ← ソースコード入力開始 | def main( args: Array[ String ] ) { | println( "Scalaによるプログラミング" ) | } | } defined module ScalaProgramming ← ソースコード入力終了 scala> ScalaProgramming.main( null ) ← プログラム実行 Scalaによるプログラミング ← 実行結果(メッセージ出力) scala> :quit ← コマンドラインシェル終了 %SCALA_HOME%\bin>
classファイルへのコンパイル
ScalaのソースコードをJavaのclassファイルにコンパイルするには,
図2 ソースコードのコンパイルと実行
> scalac ScalaProgramming.scala ← ソースコードをコンパイル > scala ScalaProgramming ← コンパイル済みのclassファイルを実行 Scalaによるプログラミング ← 実行結果
Eclipseプラグインのインストール
ScalaにはEclipseプラグインも用意されていますが,
筆者の環境ではインストール時に警告画面が表示されましたが,
Scalaプロジェクトの作成
プラグインのインストールが完了すると,
EclipseでのScalaアプリケーション開発
さっそくソースコードの入力,
パッケージの作成を終えたら,
完成したプログラムを実行した例を図7に示します。Scalaパースペクティブといっても,